Saint Bleu

Don't you ask yourself, ”Can this be?”

Rewrite第4話「いつかあの日に帰るまで」感想・考察

※この記事はTVアニメRewriteの感想記事です。すでに放送されたアニメ本編のネタバレおよび原作ゲームのネタバレを多分に含んでおります。






祝!Rewrite+発売!

第5話放映後に第4話の感想を上げるやつ。遅くなったのは忙しかったからで、決してRewriteHf(未プレイ)をやって小鳥ちゃんふおおおお!!とかなってたわけじゃないです。

ざっくり感想

静流回。原作では共通ルート内のイベントで過去が明かされる静流は他のヒロインと比べてちょっと特殊ですよね。1話でよくまとめたものである。
静流のお家が本当に幸せそうであたたかかったんだな、と伝わってきて胸に沁みた。やはり映像にされると目で伝わる情報が増える。組織に行くことを決めた静流の表情も、家族のためとそれだけを考えていたんだなとわかるもので……。あの静かでどこか懐かしい町をコタさんと静流ふたりで歩く光景も、かつての思い出をなぞっているんだなと思わせる。そして夕陽に照らされる静流と流れる恋文……。1回目見たときは少し駆け足に感じましたが、2回目以降は映像としてまとまってるなあと思えました。
ED後にちょこっとルチアの話の布石が。ルチアルートのちはやんはちょっぴり正義感が強い。いきなりの泣き顔はちょっと衝撃でこのまま次回に引っぱるか〜という感じでした。詰め込んできたなーと思いましたが、少ない話数で苦労してるのかもしれないなあ。小鳥ちゃんは最近とがったメンバーの多いオカ研の中で緩衝材としての役割が目立ちますな。小鳥ちゃんだからね。(意味深)

考察・予想

今回は静流の話が中心だったのであんまり書くことないかなあ……と思いきやけっこう伏線まみれだった。
いまみーこと今宮さん登場しましたね。原作より目が優しい。しかしあれはよく見てみたらコタさんにわざとぶつかってるんじゃないか……?そして「マットーなガクセーさん、やってんだな」と、原作でも序盤にして最大級の伏線台詞。アニメでは意味ありげな表情を残すことでより伏線感増してた印象。そしてちょっと悲しそう。いまみーアニメではどれくらい活躍するかな?
それから静流の回想で出てきた魔物らしき影と組織の皆様方。あの魔物は江坂さんからもらった写真に写ってたものだとして、あれ原作に出てきたやつだっけな……魔物の記憶が曖昧。炎を吐く飛行タイプってちはやルートあたりで出てそう。こんなぼやっとした考察で本当にすみません(土下座)。
そして4話最大の衝撃シーンといえば、まさかの教室に現れた篝ちゃん。これには原作組もビックリ仰天ですよ。ところかまわずコタさんの腕をはむはむしにくるようになっちゃった。はむはむする篝ちゃんかわゆす。そしてそれを意味深な目で見る小鳥ちゃん……。いやもうあれは絶対に見えてるのに平然としたふりを装いすぎてるよね……小鳥ちゃん全部見えてるとしたら本当にいったいどんな気持ちで……。
4話のEDは静流ルートEDテーマの名曲『恋文』が使われましたが、原作では使われなかったまさかの1番。1番は静流の日常や穏やかに過ごしていた日々を想起させる歌詞で、夕陽のシーンから今回のEDに使うのはベストな演出だったのではないかと。ここで恋文使うのかー、というような感想もちらほら見ましたが、静流ルートの終わりに聞くべきなのは2番以降だと思ってるので、もしかしたら今後どこかで2番以降が使われる可能性もあるのでは……いやないかもしれないけど。まあなかったとしたらそれはそれで。恋文は2番以降の印象が強すぎるので、逆に1番の良さを思い出させてくれたアニメに感謝です。

『Philosophyz/ささやかなはじまり』や『Rewrite+』も発売されたし、ますますRewriteから離れられない生活になりそうです。ささやかなはじまりはFullで聴くと泣いてしまう。ここまで読んでくださりありがとうございました。

イチオシ場面

  • OPの月をバックにする篝ちゃん。ちょっと変わってたような。周囲を取り囲む光はなんなのだろう?リトバスを思い出させる。
  • コタさんと静流とポータブルプレイヤー。1話冒頭で持ってたプレイヤーと同じかな?親の小言を聞き流すためにイヤホンで耳に蓋をしていたコタさんの過去。「バカだった」と言えるコタさんは、頑張ってるなあ……。
アニメではバイトをしてないのでコタさんは本当に胸のために頑張っていることに気づいた。