Saint Bleu

Don't you ask yourself, ”Can this be?”

Rewrite第8話「我が名は篝ちゃん」感想・考察

※この記事はTVアニメRewriteの感想記事です。すでに放送されたアニメ本編のネタバレおよび原作ゲームのネタバレを多分に含んでおります。




オリジナルルート突入!新OPに新ED!と盛りだくさんの8話でしたが、半期でOPED変わるアニメってどれくらいあるんだろうか。あまり広くアニメを見ないのでわからないけども、私は初めて見ました。雰囲気がガラッと変わるところは少しCharlotteを思い出す。


タイトルから何が起こるか心配でしたが、予想以上に楽しい回でした。
最初の銀河体系みたいな映像は、実はこれ星の話だよーっていう壮大さの伏線を示しているのだろうか。1話でも似たようなのあったけど、見ていて綺麗だからもっと入れてほしい。
新OPは日常的な前OPとうって変わって超バトルアニメ展開。ヒロインルートからちょこちょこ引っぱってきてた感じ。ちはやと朱音さんのルート内容は本編でやるのだろうか。『End of the world』については“ただ一人の少年の恋物語”という歌詞が印象的。Rewriteはまさにそういうことなんだよ派。しかしコタさんは少年というような歳だっただろうか(そこか)
幽霊じゃなかった篝ちゃん登場。というかなぜコタさんは幽霊じゃないってわかったんだ……喋ったから?触れたから?しかし回想でもあったけど寝ぼけて胸タッチしてたよね……謎。「異常事態発生……」ってふらっと倒れこんできた後、コタさんどうしたんだろう。
部屋荒らし篝ちゃん。普通に考えて幽霊だろうがそうでなかろうがホラーなんだけど、ヒューマンの家に興味があったのだろう。そういえばホモ=サピエンスじゃなくてヒューマンなんだね。この違いに意味はあるのかないのか。
「我が名は篝ちゃんです」キター!!しかし性格がいきなり目覚めてないか??記憶喪失って、自分が重要な存在であることを忘れてる?篝が言葉を習得するには放浪が必要なはずで、しかし枝世界ではガイアにとっつかまってたのであまり喋れず、って設定じゃなかったか?アニメ世界はそもそも枝世界なのか?という疑問があるが……。「旅でもすれば」ってコタさんそれネタバレですよ!お茶目かがりんは楽しいんだけど、こうなった理由がまったく読めなくて大混乱である。
やっぱりヒーコーに思い入れがある篝ちゃん。これはやっぱりMoon編経てるのかなあ……コタさんがMoon編で淹れたコーヒーはわりとお安い味だった説。もう何が前で後なのかややこしくて考えきれないよRewrite
吉野君は7話以降落ち着きと安心感のあるキャラになりましたね。制服篝ちゃんはHfの画像でちらっと見たことあるぞ(未プレイ)。制服でもリボンを用いて戦うのはみんなに違和感感じさせないのだろうか。3ヨシノ以上ある強さを見せつけて感心させてたし……。7話以前は完全に防衛反応として動いてたリボンだったけど、この回ではめっちゃ多様な使われ方をしてるぞ。切るだけじゃなくて殴るにとどめることもできるんだね……。
ガイア側の事情。朱音さんが次期聖女として威光を放っている。洲崎さんの声こんなんだったっけな。外見もだいぶお年を召したような……まあでも加島桜と恋仲だったみたいなお方ですしあのくらいの歳って言われればそうなのかなあ……個人的にはもうちょっと壮年のキッチリしたビジネスマンを想定してたぞ。
みんな大好きしまこ登場!きゃわいい。ちはやが軽々と持ち上げてあげるところいいなあ。こうしてコタさん不在の組織の内側も描きやすいのはアニメならではですよね。咲夜とちはやが部室から来たということは、あの部屋は朱音さんルート以外でもガイア勢に有効活用されているのだろう。
ガーディアン勢の戦い。静流の仇の魔物って未だにこんな堂々と運用されてるのか。江坂さんの刀に付いた血が生々しい。西九条先生もまだ一応お茶目な印象を崩さないままですね。原作のちはやルートの先生とか相当怖かったけど(自分は2番目にやったルートだったから余計に)、アニメではガイアとガーディアンどちらの立場も尊重してる感じ。第6のルートだからね。
井上さん生還。「心の一部を壊されている」という篝ちゃんの言葉のように、目的を追う探究心とか熱意みたいなものが消え去って別人のようになっている。しかしメモリースティックは握ってただけなら見つかったときに没収されてるでしょう……記憶まで消されてるのに……飲み込んだっていうのはさすがにハードすぎるから引っかかったのか?彼女の必死の覚悟がうかがえる場面だったけど、改変されてしまったのはちょっと残念。
音信不通だった小鳥ちゃんから返信が。どうでもいいけれどアニメではLINEぽいアプリでやり取りしてるんですね。CLANNADまでは携帯なかったしリトバスはメールだったのに時代は進化したものだ。いつものテンションでやり取りしあうコタさんと小鳥ちゃんにうっかり涙が。二人ともお互い言えないこと、聞けないことを分かってるうえでのやり取りだから……これだからこたことは……。
EDは一枚篝ちゃん。しかし落ち着いてていい曲だ。歌詞をまだあまり聴き取れてないけど、わりと重要そうなこと言ってそう。このCD発売する頃ってアニメ終わってるの……?(震え)

オリジナルルート開幕、ということだけど正直原作やってても何が起こってるのかわからないので、もう流れに任せてただ展開を楽しもうと思います。なんだか難しく考察するのもったいない気がしてきた(考察記事とは?)。あと5話くらいで終わるのかと思うと震える。2期はあるのかどうかが今一番気になるところ。
ここまで読んでくださってありがとうございました。

イチオシ場面

  • オカ研楽しかったですよね、と言うちはやんに対して、何も言わず背中を縮める朱音さん。朱音さんもお祭り騒ぎを少しは楽しいと思ってくれてたのかな。付きまとう厭世の感情とのはざまで。
  • ふしだらNG。デコピンするみたいに画面を弾く小鳥ちゃんは、何も聞かないでいてくれるコタさんの変わらない返事、胸にきただろうなあ。変わらずに接してくれる、ってとても貴重で大切だから。
小鳥ちゃんのアトリエで駆けまわる木人になりたい。