Saint Bleu

Don't you ask yourself, ”Can this be?”

案ずるよりとりあえずFF14を始めた

FF14をこそこそ始めました。

きっかけはフォロワーさんがFF14をプレイされていて、いろいろ楽しそうなお話を聞いていたらついにとうとう聞くだけでは我慢できなくなったというものです。

前半は自分がFF14を始めるまでの葛藤の記録なので、プレイ感想だけ見たい方は読み飛ばしてください。

案ずるターンの話

私は全人生の8割方を占めるそこそこ長いゲーム人生の中で「人とゲームをプレイする」ということをほとんどしたことがなく、MMOってなんの略?みたいな感じでした。そもそもゲームの話をできる人がほぼ周囲にいないまま大人になったので、ゲームは一人でもくもくとやるもの……という感じで生きてきました。

今でこそTwitterなどで同じゲームを好きな方とお話する機会も増えましたが、それも一人でやったゲームの感想を共有する、というもので、それだけでも私にとってはなんて幸せなことなんだ……!と時折昔を振り返ってしみじみするくらいです。

そんな感じなので、フォロワーさんが楽しいお話をたくさんしてくださっても
「人とやるゲームは私には無理かも……」
ともどかしい気持ちでいました。お話はめちゃくちゃ楽しく聞いてたんですが、それを完全には理解することができない寂しさもありました。

ちなみに、自分のFFプレイ歴は、最後までやったのがⅢ、Ⅸ、Ⅹで、とりわけⅨがめちゃくちゃ好きで思い出深く、その他はちょっと遊んだことあるけどクリアまではできてない、という感じです。

 

自分がFF14をプレイするのが難しいかもしれないと感じていた点は主に3つありました。

①一人でやるのが当たり前だったゲームの中でコミュニケーションすることが怖い

②そもそもゲームの中に生きている人間が動かしているキャラクターがいるのが怖い

PS4が居間にあるので家族との兼ね合いでプレイ時間が限られている

だいたいこの3つ。

①については先述したように、人とプレイするゲームって友達がたくさんいるひとがやるやつですよね……オロオロ……みたいな感じの人間なので、ゲームに対する価値観とコミュニケーション力の問題かも。

②については、以前スマブラでオンライン対戦をやってみたときに、相手キャラたちが動いてるのを見てめちゃくちゃ怖くなってしまった経験があります。

「これ人間が動かしてるんだよね!?CPUじゃないんだよね!?ウワーーーーーー」

と謎のビビりを発動して切断した記憶があります。申し訳なかった。(対戦中の切断はよくないこと……)
唯一人間が動かしてるキャラでも大丈夫だったのはマリオカートどうぶつの森でした。マリオカートはオンライン対戦だと12人いるので、まあ12人もいるし……と集団に紛れて気楽にやれました。どうぶつの森は通信プレイの仕様上知らない人と会うことがなかったからですね。
ということは責任感と知らない人に対する感情がポイントなのかもしれない。

③については正直どうしようもないんですけど、前もってこの時間にやりたい、と交渉することでプレイ時間を少しだけ確保することはできそうです。自分の余裕のある日に2~3時間くらいという少なさではありますが……。あと夜にプレイするのは難しそう。ここがわりと難点かも。

 

プレイしにくい点を整理してみて、思いました。

「とりあえずやってから考えればいいのでは?」

私はFF14のこと何も分かってないし。フォロワーさんがこんなに楽しそうだし。無料でお試しできるらしいし。とりあえずやってからもし無理だなって思ったらやめればいいのでは?

と思い立ってフリートライアル版をDLしました。

私の現時点のFF14の知識といえば、

・エメトセルクさんって人がやばい
・スクショを撮るのが楽しい
・いろんな人がそれぞれ好きなことをして過ごしている
・プレイヤーキャラのデフォルトに「ひろし」ってお名前がついている
・とにかくエメトセルクさんがやばい

みたいな感じです。

長い前置きを書きましたが、ブログを気軽に活用しようプロジェクト(目下努力中)の一環としてプレイ感想を残していけたらと思います。Twitterに書いたら後から見返すの大変だし。プレイ中に即座に感想まとめられないし。どこまで続けられるか分かりませんが、できるところまでやってみようかなと……。

 

恐る恐るやってみた感想記録

キャラメイクや職業についてフォロワーさんにいろいろアドバイスいただいたので、とりあえず勢いで作りました。

f:id:soraclair:20210825224520j:plain

キャラメイク時。もっとズームして撮ればよかった

TOVのリタ・モルディオというキャラを愛しているので、種族はミコッテで、ねこねこリタっち風にしました。一番悩んだのは髪型だった。どの程度の長さとハネにするかめちゃめちゃ悩んだ。他のゲームでもリタに寄せようとすると髪型で悩む気がする。
職業は巴術士にしました。なるべく敵に近づきたくないので幻術士と悩んだけど、幻術士はヒーラーの役割を担うと聞いて、いずれ立ち向かう難題パーティプレイで命の価値はなるべく軽いほうがいい……と思った……。

 

以下箇条書きと時々スクショです。

・プロローグのっけからやべーですわ 世界の支配をもくろむとか帝国はいつもそう(RPGあるある)
・月の衛星って、この現実の地球にとっては月が衛星なんだけど、FF14では月に属する衛星が存在するってこと?(ぐるぐる)
・まあでもFF9とかも月二つあったしな……どっかで宇宙行きそう。
・ミコッテちゃんの説明で第五霊災ってあったから第七霊災って七回もやべーことが起きてるってこと?まあ現実日本の災害頻度からしたらめちゃ少ないか……? 比べるものではないが。有史以来の霊災についていずれそれぞれ知れるといいな。

f:id:soraclair:20210825225153j:plain

あやしい

・↑これがエメトセルクさん????(たぶん違う) 怪しい人間を見たらみんなエメトセルクさんだと思っちゃう受動喫煙の結果)
・船に乗ってる双子さんは何者だろう。あとで出てきそう
・災害の爪痕からたくましく生きる人々!再生のオタクなのでそういうの好きだよ
・メニューいっぱいあんな!多すぎて何がどこにあるのか探せぬ……
・みんな災害の記憶ないの!? 誰かが頑張ってくれたことだけ覚えてる……その希望の光の残像を頼りに復興してきたのかな。みんな記憶うろ覚えならPTSDとかにならなくてよかったね……逆にみんな急に思い出してフラッシュバックみたいに苦しみだしたりしない?(勝手に不穏な妄想をする)
チュートリアル終わったら知らん人がそこかしこに現れてビビるが!? 謎に挙動不審になって外に出られず広場をぎこちなくうろつく……
・誰か体格の良いゴツいキャラの方に応援していただいたが、こちらは応援って何!?状態なので逃げてしまった……人間を見たら隠れる野生動物みたいなムーブをしてしまった……
「リムサ・ロミンサの広場は渋谷」ってフォロワーさんが言ってたけど人多すぎて本当に渋谷だった。実際に現実の渋谷歩いたことほぼないけど……
・演奏してる人多すぎてあちこちから音楽が聴こえる……人多すぎてぶつからないように歩いてたけどべつにぶつかる判定とかはなさそう。でもなるべく距離をとって歩いちゃう。認識されたくない……(自意識過剰の民)
・クエストを手当たり次第こなす。街めぐり大好きマンなのでとりあえずカタカナの名前の人を見ると話しかけまくる。カタカナの名前の人、好き……(PCへのビビりによりNPCの好感度が上がる)
・人がたくさんいる場所にいると緊張するので街をうろうろして人気のない場所に辿り着いてほっとする。静かで落ち着く……(現実世界でも人混み苦手なので行動が一緒……)
・他のRPGでも景色を眺めたり散歩したりするのが好きなので、街を観光するだけでも楽しいな。空も海も広く見えるしいい街だな~
カーバンクルを呼び出してみる。光が綺麗だしちょこちょこついてきてくれてかわいい。一緒に夕陽も見られる。ほっこり。

f:id:soraclair:20210827214940p:plain

橙と青が映える……

・いよいよ街の外に出てみる。敵におそるおそる近づくとなんか魔道書で殴った!? リタっち(アバター元)再現ムーブ!!
・Lv.1のラットとかはなんか適当に魔法唱えてたら終わったので、ふむふむと思いながら道をてくてく進んで、クエスト対象のLv.4の敵に挑む。このときLv.6くらい。
・死んだ。なんかいつの間にか死んだ。HPが気がついたら0になってた。
カーバンクルくんが攻撃してくれてる間に後ろで詠唱じゃ~ってやってたら死んでた。お、お外コワイ……街の端っこで海眺めて一生を終えたい……(引きこもり体質)
・しかも「ホームポイントに帰還しますか?」で保留を選んじゃってしばらくその場で寝てた。どうしたらいいか分かんなくてググってカーソル動かして帰還した。ありがとうインターネット。
・怖くて街に引きこもりながらサブクエストやりまくってたらLv.8くらいになった。今ならLv.4の敵にも立ち向かえるかもしれない……。
・いろいろ調べてたら、巴術士はバイオとかで状態異常にしてる間にちまちまダメージを蓄積して立ち回るようだ。とりあえず始めに状態異常入れるやつを入れて、離れて魔法を撃つって感じでやってみる。これ、とっさにどのボタンに何があるか把握してないと手が動かないな……!? 注意力と反射神経のパラメータが極端に低い人間なのでめちゃくちゃ難しい……!!
・とりあえずLv高いこともあってか、死なないようにはなった。HP減ったら回復することも覚えた。なんとかサマーフォード庄ってところまでたどり着けました。
・手当たり次第話しかけまくってるせいでサブクエストを片っ端からやってしまう。サブクエストの多いゲームはわりと好きなのでおつかいも楽しくやっちゃう。物拾うだけとか届けにいくだけとか命に優しい。安全。
・Lvが上がってチョコボに乗れるようになったよ! 速い!安い!チョコボのテーマ好き。あと魔女っ子みたいな衣装をもらった。めっちゃ似合うなあ。

f:id:soraclair:20210827221740p:plain

海を見るとテンションが上がる

・街道うろうろしてたらFATE?みたいなものがいきなり始まって、「敵を倒せ!」みたいなのが右側に出て焦る。とりあえずあんまりLv高くない敵だから大丈夫そうかな……ちょっと倒してみるか……ってやってたら、他の方が同じ敵を攻撃してくれた!?
・え、これって加勢してくれたってこと……?というかFATEはたぶん多くの人が参加して目的を達成する感じのやつだってHow toくんが言ってた気がする(見たときテンパってたのでうろ覚え)
FATE的なやつが達成されたので、近くで一緒に戦ってくれた人にお礼の気持ちを伝えたくて、エモートというやつを使ってみた。とりあえず近くに寄ってお辞儀して、即座にその場から走り去った。
「バカバカ、顔を見たらどうしてすぐに感じ悪く逃げ出しちゃうの!?」
というよくあるツンデレ女の子の台詞が頭によぎったが、現実の私は呼吸荒くコントローラーを握ってブルブル震えていた。こんなのでも初めてのコミュニケーションである。めちゃくちゃ緊張した。お礼ひとつ伝えるだけでもこんなに勇気がいる。でも伝えたいと思ってなんとか行動できた……コミュニケーションの原点に立ち返る思いでした。

 

f:id:soraclair:20210828231744p:plain

カーくんとひと休み

・メインクエストをがんばって意図的に進めることにする。街から遠くに行くの怖くてずっとサブクエストばかりやってたので……。
・サマーフォード庄からちょっと行ったところにある洞窟みたいな場所に行くことに。人さらいが発生してるらしい。何の目的だろう。ふつうに街の人ってことは人員が必要な実験とか?
・サマーフォード庄でいろいろ話を聞いてたら、海を荒らして困らせていた海賊たちに農業をやってもらっているようだ。働く場所をつくることで治安維持と農耕産業発展が同時にできるというわけなんだね。良い政策だ。
・洞窟に入って、光ってるポイントを調べるとボス戦っぽいのが始まるけどいいですか?みたいなことを聞かれた。予告してくれるんだ……。
・めちゃくちゃ綺麗な良い声で詩の朗読がはじまってびっくりした。この朗読だけずっと聴いてたい気分になった。
・ミコッテの綺麗なお姉さんが現れた。幻術士さんなんだ……良い声ですね……(後にCVが茅野愛衣さんだと知る。めちゃ好きです)
・デカいモンスターが現れてビビる。これ草原の真ん中に突っ立っててめっちゃ怖かったヤツだ!!
・戦闘が始まると同時にレベルシンクのHow toが出てきて「今それどころじゃないんですけど!?!?」ってめちゃくちゃパニックになった。このときもうLv.13だったのでLv.9に調整されたようだ。
・ミコッテのお姉さんがヒーラーなのに攻撃を全部受けてくれているので、その間に逃げて魔法を撃ちまくる。そしたらちっちゃいモンスターがわらわら現れてウワーって逃げ惑う。いつ詠唱するか見極めが難しい。とりあえずレベルが高いせいか多少攻撃受けてもなんとかなったので乗り切れた。よかった。
・青い欠片を拾うと急に不思議空間に取り込まれる。クリスタルの欠片?
・「聞いて……感じて……考えて……」 この言葉めちゃくちゃ言われるけど聞いて感じて考えることめちゃくちゃ多いよこのゲーム。

f:id:soraclair:20210828233740p:plain

ぱ、ぱんつ(ごめんなさい)

・めちゃくちゃ大事な話をされてるのに突如ふつうに見えたぱんつに動揺を隠せず話の内容を半分以上聞き漏らしました。ごめんなさい。普段3Dモデルのぱんつ覗くタイプのプレイヤーではないんだけど、ふつうにイベントシーンで見えたからハワワワワ……ってなってしまった。
・なんかだいたいクリスタルがやばいのでがんばってほしいみたいな話だった気がする。いろんな人がクリスタルの周りをぐるぐるしてたが、クリスタルの輝きの礎となれ……みたいな感じなのか?
・主人公はなにか特別な存在っぽいなあ。オープニングムービーの第七霊災っぽい場面にひろしっぽい見た目の人がいたから、もしかして存在を転送されたのかな……とか考えてた。

f:id:soraclair:20210828234647p:plain

美人……(見とれてた)

・お姉さんは主人公の存在に若干気づいてるっぽい。お名前はヤ・シュトラさんというようだ。一人でさみしいし怖いので一緒に来てほしかった。いい人だといいな。

・メインクエストを進めていくと、不審な動きをしている元海賊たちと関わることに。リーダーの人の様子が最近おかしいようだ。
・またボス戦の気配!!海賊たちを助けながらささやきの谷という場所へ降りていくとなんか怪しい人いっぱいいますね……。

f:id:soraclair:20210828235332p:plain

あ!エメトセルクさん(仮)だ!(違う)

・フードの人おそらくエメトセルクさんじゃないだろうけど、もはや自分の中で怪しい人の通称みたいになってる。ごめんフードの人。
・顔こわい人たくさん出てきたけどこの人たちがサハギン族? お魚っぽい見た目だと思えば怖さもちょっとやわらぐ。
・今回のボス戦ひとり!? いやカーくんがいる……がんばるぞ。地形に段差があると移動が難しい。まだレベルが高いのでなんとかなった。
・ヤ・シュトラさんが駆けつけてくれた。もうちょっと早く来てくれたらヨカッタナ……すると急に過去透視を始める主人公。お前……見えるのか?
・ヤ・シュトラさんは生まれた場所からの使命を背負ってるのか。世界の破滅の予兆的なもの(ぼんやり)を食い止めるために動いてるのかな。赤いもやもやが月の衛星?

f:id:soraclair:20210829105641p:plain

赤くてちょっと怖いもやもや

・仲間を引き渡そうとしたゼフレンさんはサハギン族たちに脅されてたんだね。さっきの怪しい人たちがサハギン族だと思ってたけど、もっと上位の存在がいるのだろうか。
・潔く出頭します、いってこい!っていうのいいね。情状酌量の余地はあるだろうからなんとか罪を償えるといいな。

・そこそこの冒険者として認められたっぽいので宿屋が使えるようになった。部屋豪華で広くてびっくりした。窓から差し込む明かりがいいな……そして曲がめちゃくちゃ落ち着く。ずっと聴いてたい。

f:id:soraclair:20210829111557p:plain

部屋ひろーい!キャッキャッ

 

ようやく宿屋に行けたのでいったん一区切り。
とりあえずまだフリートライアル版なんですけど、どこまでいけるかな……。というかどのタイミングでお金払えばいい!? こんなコミュニケーション力と戦闘力でパーティプレイができるのか今から不安で仕方ない。今のところできればずっと建物の陰で海眺めて暮らしたい。