Saint Bleu

Don't you ask yourself, ”Can this be?”

FF14で情緒を燃やして鍛えて修行する #14

本格的に夏が始まり、情緒を鍛えるにはいい季節ですね(?)。
熱中症と情緒筋肉痛に気をつけつつ、夏とともに駆け抜ける紅蓮のリベレーター、がんばります。
今回はヤンサ地方入り~ドマ城あたりまで。

前回はこちら

soraclair.hatenablog.com

 

○支配される人々

・いざヤンサ地方に行くぞ~と思ったら紅甲羅たちが……!!むごい……まだこっちの存在には気付かれてないみたいだけど、そうやってこっちが暗躍したぶん犠牲が出ることもある……ていうか紅甲羅の戦力そんな簡単に減らしていいの?いや数的には大したことないから見せしめの意味ってこと?これが粛清ってやつね……
・ヤンサは山岳地帯なのか。起伏が激しい。昼の音楽がのどかで好き。
・ナマイ村はなんか穏やかな雰囲気。粛清を受けて、もう反乱するような人はみんないなくなったそう。どれだけの人がいなくなったのか……
・イッセくんはなんかいい人そうだけど、ゴウセツはやっぱりドマでは有名なんだな。こんなところをうろついてたら目をつけられる、と……。
・反乱組織の拠点が海底をくぐり抜けた先にあった。エーテライトがわざと壊されてるとはすごい徹底ぶりだ。こんな状況でも逃げ延びて隠れて機会をうかがうために頑張ってる人がいるんだな……

・ユウギリさんと再会!ドマの国主ヒエン様はアジムステップってとこにいるらしい。でも民に戦う意志がないのなら首を差し出せって……今はアジムステップで身を隠してるってこと?
・ナマイ村の様子を確かめるためユウギリさんとリセちゃんと一緒によろず屋?になって調査してたら、村の人たちが徴収されていってしまった……なぜそんなことを?妹ちゃんを残してイッセくんも……
・イッセくん、帝国軍に許してもらうために両親を貶めるようなことを言わされたのか……妹ちゃんにまで危害が及ばないように……そういうやり方で反抗心を奪っていくんだな~……
・村人が連れ去られたのでユウギリさんと助けにいくぞ。吹き矢ちょっとだけ難しかった。
・見張りの帝国兵は「虐げられてる人を見るのは気分のいいものじゃない」とか言ってて、そういう人もいるよね……ってなった。みんながみんな、逆らう属州民どもは痛めつけてやる~~!!みたいなテンションなわけじゃなく……まあ逆にそのくらいじゃないとこんな仕事やってられないのかもなあ。命令されたからやる、くらいの思考停止してないと自分の心が守れないかもしれないし……。

・解放軍の存在は、本当はドマ民の自分たちが帝国の支配に屈したことを見せつけられてるみたいで、みんなつらいんだな。ほんとはそうしたくなかったのに、生き延びるためにそうするしかなかった……。抗うって本当に難しいことだ……
・25年って相当な年月だよね。もうひと昔前と言ってもいいほど……そんな中でずっと立っているほうが奇跡というもの……
・ユウギリさん、そういえばスイの里でご両親に出会ったね。でも生まれが違う国のことでもこんなに守りたいって思えるようになったのは、ヒエンさんとかゴウセツさんとか出会った人のおかげってこと……
・ゼノスさんがドマにやってくるらしい。ゼノスさんって、ドマ制圧したときに刀って武器に出会って使い始めたらしいけど、それからあの刀ホルダーみたいなの作ったの?ヨツユさんが紅甲羅の持ち物でいい刀見つけたし持ってこ~とかやってたのもゼノスさんにあげるため?
・というかヨツユさんって元は反乱側にいたんだな……スパイしてたんだね……そうやって生きてきたんだ……
・いや~この暗殺計画うまくいくわけないよな~ってわかってて付き合ってあげる主人公優しいね。
・イッセくんに暗殺計画聞かれちゃったよ。密告されるパターンか、協力してくれるパターンか、どっち?
・でもイッセくんいい人そうだったしなあ……信じたい……でも……信じられない……FF14のことは……(いい意味で信頼がない)
・ゼノスさんのインスタンスバトル、毎回指ちぎれそうになるからやめてほしい。いつもギリギリのバトルを繰り広げてしまう。
・「日出づる地にて生まれし……」ってそういうこと!? いや違うよね……蒼き輝き……ハイデリンの光はいつも青かったけど……また違う意味だよね……!?

・ほんの少し意表を突いたことで、ゼノスさんに「おもしれー女」だと思ってもらえたっぽい(?) ゼノスさんに刺さったその小刀はどこから?主人公ちゃんが持ってたの?いや、たまたま侍で戦ってたから自然な描写だったけどさ……
・あ~なんかちょっと分かったかもしれない。皇太子っていう絶大な権力のもとに生まれて、並ぶ者がいないくらいめちゃくちゃ強くて、みんなひれ伏して恐れをなすばかりで、そりゃあ人生つまらんよな……ちょっと意表を突いたくらいでも、こいつが自分の人生面白くしてくれるかもって思ったのかな~……
・ゼノスさんみたいな人がいるから、光と闇の均衡が取れてるのかもなあ……とか思っちゃった。
・イッセくん来てくれた……!!優しいほうのFF14だった……!!悔しいって気持ちにもう一度向き合おうって来てくれたんだ……ユウギリさんがみんなに伝えようとしたのも無駄じゃなかったよ……

・ゼノスさん、バハムートを捕らえし者すご!見に行こ!みたいな感じでギラバニアに行っちゃうみたい。オメガ見つかっちゃったの? そういうとこ、ひたすら面白いもの探してる少年みたいだね。
・ヨツユさん髪痛そうだ……もしかしてこういう扱いずっとされてきたんじゃないか?こんなの慣れてるって感じがするよ……ゴウセツさんが言ってたのってこういうことなんじゃ?
・ヨツユさんはこんな風にいろんなもの踏みにじられて生きてきたから、今度は自分が他者を踏みにじってやろうってことなんだろうな……奪われたものを奪い返さずにはいられないみたいな……そういう……
・緑のひと(グリーンワートさん)心配してあげてる。そんで吹っ飛ばされてる。やさしいな。
・帝国がこんな風にいろんな土地を属州化して支配下に置こうとしてるの、蛮行にしか見えないけど、まあ絶対向こうには向こうの理屈があるよね。ずっと「エオルゼアの野蛮人」って言ってるのとか、信仰全般を禁じてるのとか見ると、「神々に愛されしエオルゼア」の対極にいるってことなんだろうか? 「神々に愛されていない地」が存在するとしたら……それはどういうことなんだ……。
エオルゼアって今のところ三国+イシュガルドのことを指すと自分は理解してるんだけど、エオルゼアの外に「神々」はいるのか? いるとしてもいないとしても、それがどういう意味なのかっていうのが重要な気がするな~って帝国側のアレコレを見てると考えてしまった。

エスティニアンさん~~!!!!!!!!!!!! 元気~~~~~~~~!?!?!?!?!?!? 久しぶり~~~~!!!!!! 顔綺麗ですね(?)。
・蒼天でエスティニアンさんのことだいぶ大好きになっちゃったから、また会えるの楽しみだな。いや~顔綺麗だな……(しみじみ)


○草原の果ての赤

・アジムステップにヒエンさんを探しに来たよ。羊たくさんいる。もふもふでかわいい。
・シリナちゃんかわいいな。このへんはアウラ族ばっかりが暮らしてるんだね。
・○○族がいっぱいいて覚えられないよ~~!!サブクエでめちゃくちゃ風習を教えられたけど、族の種類が多すぎて覚えられなかった。

・ヒエンさんに出会う。想像してたよりだいぶ光の主君って感じだ!光が強い~
・モル族の集落に行く。テムルンお婆様の言葉が意味深だ……「神々の秘め事」……「光を託して消えゆく星」……あなたは旅人なのだから、って言われて、新生の頃を思い出した。あれからずっと長い旅をしてきたんだな……
・国とは何か……取り返すための戦いをしようとしてるからこそ考えてしまう。先人たちとの絆、受け継がれたもの……
・合戦に参加するためにはバルダム覇道の試練を超える必要があるということで、覇道までてくてく草原を行く。道中のバトル難しくて途中で死んじゃった……ここまでまた来るの大変だった……
・バルダム覇道の2ボス、わけわからんすぎてずっと???????????ってなってた。終わったあとリセちゃんに「試練はバッチリみたいだね!」って言われて「アッ……ハイ……」ってなっちゃった……
・ヨルに認められたね~イェ~イってなってたら、いきなりオロニル族にさらわれちゃったぞ。

・マグナイさんがリセちゃんに「ウリエンジェと同じタイプだ!!」って言われてたのめちゃくちゃ笑った。翻訳機がいるタイプの人だ……要するに試練を越えるくらい強い者は神の子のためにちょっと奉仕する必要があるってこと?
・アジムってアーゼマと音が似てる。メネフィナとナーマも似てる……のかな?
・アジム神とナーマ神の伝説、なんかいろんなものを示唆してる気がするな。でも想い合う神々を想う一族っていう構図は素敵だね。
・ドタール族の偵察に行かされる。ドタール族の風習もまた独特だなあ。戦いの中で輝いた魂はまた生まれ変わって戻ってくる、だから死を恐れずに戦える……「前の私」とかみんなサラッと言うから驚いちゃった。

・ゴウセツはドタール族の生き方に思うところがあるみたいだ。命の本懐……死の先に果たせる大義……死に場所を探してるとか、そんなこと言わないでよ……新しいドマにはきっとゴウセツが必要だよ……
・リセちゃんはやっぱり戦わない人々のことをどうして?て思ってしまう気持ちがあるんだね。でもそれはかつての自分だったんだよね……パパリモに印をつけてもらって、相棒としてそばにいて、仮面をかぶって暁のみんなと生きていたころの……
・あ~マグナイさんそういうことね……そんなんサドゥさんが運命のナーマに決まってんじゃん……完全に理解したわ(CPオタク並感)
・合戦に臨む前にサブクエをあらかたやって民族について学ぶ。武勇を誇るオロニル族の中で末弟として料理を作ることに悩んだり、強い剣聖の生まれ変わりのはずなのに自分にはそんな力がなくて悩んだり……この草原の中にいろんな生き方があって、その中にもさらにいろんな生き方があるよって言ってくるアジムステップのサブクエ……好きだ……。
・いよいよ合戦。なんかもう乱戦すぎて何が何だかって感じだったけどなんとかなった……。グリーンワートさんがやってきて、みんなで追い返す展開メチャ熱だな……!紅蓮のボス曲ほんとかっこいい。

・力で圧倒したっていうより、信頼で勝ち取った勝利って感じでいいなあ。武力で支配してくる帝国への対抗としても。
・さまざまな民族に出会うことで、やっぱりその土地の生き方を押しつぶす帝国のやり方は間違ってる、って思わせるアジムステップの旅だった……
・赤は昼と夜を入れ替える色……悲嘆の朝焼けの向こうに……始まるものがありますように……なんとなく、イシュガルドに落ち延びた日のことを思い出した……すべてを失って、ラストヴィジルから空を眺めてばかりだった頃のことを……
・あなたは希望の灯火なの、って言われた日からここまで来たけど、暁の先に灯る火であれるだろうか。紅蓮の解放者になれるだろうか……。

 


○その先に果たせるもの

・久しぶりにヤンサに戻ってきた。そういえばヤンサ地方はもう飛べるようになってたんだった。すいすい拠点まで戻ってこれた。
・アルフィノ君とアリゼーちゃんががんばってエーテライトを直したり、作戦を考えたり、反乱組織の人員を集めたりしてくれてたんだな。久しぶりに見る二人の姿もなんだかいっそう頼もしく見えるよ……

・クガネにちょこっと戻ったらタタルさんがカワイイお着物を!!カワ~~なんかもう、ハンコックさんを視線だけで使えるように……さすがッス……
アリゼーちゃんと一緒に見回りに行く。自分にできることを精一杯やろうってしてる感じが愛おしい……
・怪しい帝国兵からヨツユさんの過去をちょっとだけ見てしまった。久々だなこの過去視発動も……ナエウリの忌み子ってそういう……
・アサヒって名前聞いたことあるぞ……!CVが知ってる方で噂をちらっと……いつ出てくるのかな~
・帝国って子どもが教育受ける権利は充実してるのか……属州民も受けられるから、フォルドラさんみたいに支配されてから生まれた人は帝国の思想を持って育つってことかな~……
・イッセくん、ユウギリさんに矢印が……!? 妹ちゃんにからかわれてるの面白い。ユウギリさんはたぶんメチャクチャ鈍いと思うから、がんばれよな……

・ドマって意外と小さいよね……オサード大陸の小国とは言われてたけど、実際にはこのヤンサ地方だけがだいたいドマなわけで……
・でも小さくてもそこかしこで人が生きてる、っていうのはアジムステップでも実感したこと……。
・決戦前夜、アルフィノ君とアリゼーちゃんがもたれあって眠ってる。かわいいね。
・ゴウセツは国を落とされて、それでもシュン坊のために生きよ、って言われてここまで来たんだな……そりゃ感極まるよね……でも泣くのはまだ早いよ……!全部ここから始まるんだから……。
・起きたらアルフィノ君が「アリゼーがうろたえてたけどなんで?」みたいなこと言ってて笑った。かわいい。
・ウオーッいよいよドマ解放決戦だ……!緊張する……

・あ~こうやって今まで結んだ縁が集結するやつめちゃ好きなんだよ~!! 海賊衆、コウジン族、村人のみんな、草原の部族たち……そして、ムービー前は雨が降ってたんだけど、ムービーが明けたら晴れてたんだよね……たぶん偶然だけど胸が熱い~!!
・何かを心に刻んだものは破滅するしかない……それってグリーンワートさんやヨツユさん自身のことも指してるよね……復讐……

・実験とか言ってたから絶対出てくると思ってたけど、いい意味でも悪い意味でも純真すぎて、「エオルゼアの英雄を倒す」ことに直向きになりすぎたんだなって……思う……強くなりたいって思いを利用されて……そうじゃなかったらもっと長生きできたかもしれない……グリーンワートさん……

・ヨツユさんはドマの中では生きていけなかったんだな……家族や身内や地縁を重視するってことは、こういう歪みを覆い隠すこともあるということ……帝国が身分によらず実力で取り立てるっていうのはこういう人を救う側面があるんだよね……リットアティンさんとかリウィアさんのことも思い出した。
・でもヨツユさんは、最初から最後まで誰かに自分という存在が利用されたってことが分かってたと思うから、これがヨツユさんのできる唯一の理不尽への抗い方だったんだろうな~~もうこの執念で生き延びるしかなかった……ドマの民が蹂躙されてるのを見ながら胸がすいたときから、全部分かってたんだろうなって気がする。これは破滅の道だって。
・落ちてくる天井支えるとかさ……!!ちょっとあの……古傷が痛んで……やめろ~~!!!!(TOVのトラウマポイント)(過去のプレイ中断案件)
・助かるよね?ってまだ思ってた。でもヨツユさんが最後の銃弾を撃ち込んで……でも、そこにゴウセツがいなかったら、撃たれてたのはヒエンだったかもしれない……そう思ったら……ゴウセツ……

・ヒエンはすごい。ゴウセツが一番言ってほしかったことを、ここで言ってあげられるなんて。国を落とされ主君を死なせて、ここまで生き延びてしまったと言ってたゴウセツが、もっとも報われる言葉を……ちゃんと……。

・脱出してきたメンバーにゴウセツがいないことにみんなが気づいて、最後まで探そうとするのが胸に来た。受けいれてしまったよ、置いてきてしまったよ……。
・ドマを復興するんじゃなくて、またここにドマという国を作る……ヒエンもかつての主人公と同じように、送り出されて託された人なんだ……と思った……。
・私たちはクガネに帰って、そしてギラバニアに帰らなければならない……次の解放を目指さなくちゃいけないんだ……帰りたいけど、帰りたくないよ~!!

○託してきたひとたちの話

(下記はドマ城を越えた夜にfusetterで書いた情緒怪文書を一部編集したものです)

ゴウセツの最期の描き方を見て、前に進もうとするドマを見て、これまで同じようなことをしてきたひとたちのことを思い出した。パパリモとかオルシュファンさんとかイゼルさんとか、ムーンブリダさんとかノラクシアちゃんとか、光の戦士を逃してくれたミンフィリアさんや暁のみんなとか、後に託して身を挺したひとたちのことを考えてしまった。
どんな気持ちだったんだろう。何を考えてたんだろう。自分より優先されるべきものがあるってみんな清々しい顔でいて、それを置いていくことなんてできなくて、立派な最期だったとかとても言えなくて、そう思いながら今までたくさんその清々しい最期の姿を見送ってきたのに、でも、ゴウセツには「ありがとう」って言ってしまった。どうして言ったのか、言えたのかわからないけど、そう言わなければいけないような気がしてしまった。パパリモのときは選べなかったのに……。

イサリ村のとき無事でいてくれたときは本当に嬉しかった。絶対に死ぬのだけは回避して、って言われて、本当に生き残ってくれたの心底良かったと思った。だから、ゴウセツはなんかずっと死なないような気がしてたんだよね。「死に場所を探してる」とかフラグはちゃんと立ってたけど。でもそんなフラグとかあんまり気に留めないほど、生き残ってくれることに信頼があったんだよね。天井落ちてきたときもまだ助かると思ってた。なんとかして生き残ってくれると思ってた。

でも、たぶん「ありがとう」か「駄目だ」かを選ぶ前に、回想でゴウセツの姿を思い出して、ああ彼はやっと生き延びた先にここに辿り着いたんだ、って納得させられてしまったから、言えてしまったんだと思う。本当はそんなこと言いたくなかったのに、ってまだ思ってるけど、でもそう言わなければいけなかったとも思ってる。矛盾した気持ちが同じところにある。

だから、今まで身を挺してきたひとたちのことも、悲しむべきことではないよ、あなたがいまも生きているから、ってどこかから言われたような気がしてしまった。その先に始まるものがありますように、そんな祈りをたくさん越えてきたんだなって、そう思った。みんなが見送った朝焼けの向こうに、わたしたちはちゃんと灯っているだろうか……?



ここ数日、KOKIAさんの『孤独な生きもの』を聴いて情緒をなぐさめていた。“それでも前に 昨日よりも前に 進まなきゃ”……歩みを止められないひとの歌だと思っているので、光の戦士にもとても合うね。

プレイヤーの情緒も、昨日よりも以前よりも少しは強くなれてるだろうか……そう信じて、前に進みたい……進まなきゃ……。