Saint Bleu

Don't you ask yourself, ”Can this be?”

FF14と深淵に沈んで生き延びる #19

あけましておめでとうございます(2月中旬)。
体調を崩したり原稿をしたりして、メインが止まりぎみだったので、とりあえず年始に進めたあたりまでをまとめてみました。
なんかこう……ひとつひとつ噛みしめていかないと……容量オーバーでダバダバになる。コップ割れる。
今回はラケティカ大森林~レイクランドあれこれあたりまで。最後にちょっとだけドマ町人地復興の感想もあります。

前回はこちら

soraclair.hatenablog.com

 

 


○信仰と真実

・メインをいつ進めようか足踏みしていたところ、モードゥナ→クリスタリウムの転移をうっかり使ってしまい星見の間でムービーが始まってしまった(どうでもいい情報)
・エメトセルクさんさあ……いかにもなんか私たちの気持ちが変わるような隠された事情がありますって感じじゃん……
・手を結ぶに値するか見極めるってなに? 大罪喰いを討伐していって取り返しつかなくなったところで何かを選ばされるの?

・水晶公、クリスタルタワーから離れると体調が悪くなるって……なんか依り代にしてる存在ってことなんだろうか。長生きって言ってたから、霊体みたいなものである可能性もじゅうぶんあるよね……。
・罪喰いって名称、誰かの意思が介在してそうな呼び名だなって思ってたけど、世界の惨状のなかで生きるために信仰を見出した人たちが付けた名前だったんだね。上位存在的なものがそう呼んでるイメージをなぜかなんとなく持ってたから、ちょっとだけ安心した。
・許されたもの、私たちの罪を喰らうもの、そう見なすことで、名前をつけて意味を見出したかったのかな。
・世界の宗教や信仰の存在を知れると、より世界の見え方が深まっていく感じがして良い。

マトーヤ!!!!!!これでOPムービーでなぜかヤ・シュトラさんがマトーヤって呼ばれてた謎が解けたね……ヤ・シュトラさん、マトーヤさんのこと大好きなんだね……
・ラケティカ大森林へ。こっからエメトセルクさんといよいよ関われるわけね……そう……
・アシエンは闇の使徒だから光が満ちた地にいるのはつらいのか。光の加護を受けた人は逆に闇に満ちた世界に行ったらしんどいんだろうか。闇に満ちた世界って、それってヴォイドとか……?
・エメトセルクさんとなんかたくさん喋れるようになった。ソル帝の体って人造生命体で、帝国にずらっといっぱいあったんだよね?なんか「誰か」の体を作り替えてきたような言い方だな……アラグの人造生命体ってドーガとウネみたいなものなんだと思ってたけど。
・ラハブレアさんってエメトセルクさんよりだいぶ年上なのかな。この人たちの年齢の概念が謎だが……


○闇を乞い願う

・夜の民っぽい人に襲われたとたんエメトセルクさんが早々にどっかいった。なんだこのひと昼寝好きなの?ずっと寝てたって言ってたもんな。ロングスリーパーなのかな。私と一緒ですね(?)
・ヤ・シュトラさんに「光に侵されたモノ」って言われた……嘘だろ……こんなことって……
・ヤ・シュトラさんが主人公の姿を認識できないくらいエーテルのバランスが崩れてしまってるのかな……それこそ罪喰いと同じ形のようにヤ・シュトラさんには感じられるってことで……

・やっぱり最初に出会ったからヤ・シュトラさんとの再会はとりわけほっとする。また無事で会えてよかった……でもヤ・シュトラさんの目には罪喰いと同じに見えてるんだよね……それを主人公だと見なして接してくれてるんだよね……
・ロンカの歴史を調べて尻尾がひょこっとなっちゃうヤ・シュトラさんかわいい。かわいすぎる。
・夜の民の異文化を知るタイム。闇のお水がヒリヒリする……主人公、このまま行くと罪喰い化するんか……?
・ミンフィリアちゃん……誰かの代わりになろうとしなくていいんだよ、君は君のままでいいんだ……でも初めから「誰かの器」として存在してしまったから、どうしてもそんな風に考えてしまうのかもしれないな……

・天の暗き海に祈る儀式がとても静謐で神聖で尊いものに思えて、泣いてしまった。
・ミンフィリアちゃんが「みんなに夜空を見せたい」って……こんな風に自分の思ったこと自分から言ってくれたの初めてだね。祈りはちゃんと届いてたって思ってもらいたい……そうだね……。
・壁画見られるのいいな。アルバート一行っぽい壁画だけ削り取られてる……
・ヤシュトラさんにはアルバート見えないんだね。エーテルの力を感じ取れるヤ・シュトラさんも霊体は無理なんだろうか。命たるエーテルがないからってことなのかな。


・やっぱり主人公のエーテルやばいんだな……吸収して留めてただけなんだ。このままだと溢れてしまうのでは……ウリエンジェさんは策を用意してるって言うけど、ヤ・シュトラさんはウリエンジェさんが見た第八霊災について疑ってる……
・私たちが今第一世界でがんばってるのは、原初世界の第八霊災を防ぐためで、すべてのきっかけがウリエンジェさんの見た光景であるわけで。でもそれが幻や嘘だとしても、みんなは精神だけ間違って召喚されてしまった存在だから、簡単には帰れないんだよね。主人公は行き来できるけど……
・壊れた世界を恐怖で導く……ヴァヴスリーの考えはさ、箱庭がひとりでに壊れていくさまを上位から見つめる者の視点なんだよね……自分の手でドミノを並べていかに綺麗に崩すかみたいな……。
・水晶公の「見てきた」人って誰のことだろう。なんとなく主人公と、クリスタルタワーのあれこれを思い出した……アラグの力を側近に渡した話とか……
・バカめそれは残像だ!ってやつ!?すげーな水晶公……アルフィノ君はちゃんと無事?

 


○大恩

・ついにラケティカ大森林までユールモア軍が来てしまった……そろそろ何か起こるかとは思ってたけど……夜の民にとって信仰を捨てろって言われるのは命を捨てろって言われるようなものだよね。この短い時間でもそれがどれほど耐えがたいことかはよくわかったよ。
・ランジート将軍に追いつかれる前にさっさと罪喰いを倒せばいいってこと……今回も速攻作戦でいくのね。
・かつてロンカ帝国が滅んで、印章が皇帝とともに遺構に沈んだから、私たちは仕掛けを破ることができる……何が因果を導くかわからないものだなあ。
・ヴィース族の里だ!ヴィエラ族とは紅蓮アライアンスクエストで少しだけ関わったけど、ちゃんと話したり知ったりするのは初めてだな。聞いてるかぎり、原初世界のヴィエラと似たような文化や性質を持ってるような気がする。

・ランジート将軍はこの壊れた世界を静かに終わらせるために戦ってるの?部下まで穴に落として狂気を感じる……
・気軽にエンシェントテレポつかうヤシュトラさん!!!!でも気軽じゃないんだよね……ヤ・シュトラさんにとってはいつもここで使うしかないってタイミングで使ってるんだよね。逆に命をあきらめずにいてくれるってことで、とても嬉しいことだけど……
・それだけ夜の民と一緒に過ごした時間が大切で、絶対になんとしても守りたいものだったんだな。
・ヤ・シュトラさんが……みたいな雰囲気出てるけど、いや絶対こんなところでいなくなるわけない……でもつらい……みたいな気持ちにおそわれた。
・「それなら私がやってやろうか」ってそんな……そんなことある????
・やばい エメトセルクさんに大恩ができてしまった……マジで……こんなことある……??この世界で初めて出会った親にも等しい存在をさ……急に大恩が発生するの何????(困惑)
・指パッチンで服着せてあげるの何??何????

・ヤ・シュトラさん、いつも夢中でその最終手段を選ぶんだな……そうするって決めたことにいつも危ういくらいまっすぐすぎるよ。
・「あんな風に抱き合って感動の再会を果たした奴らも、いずれは反目しあい、互いを裏切るかもしれない」 エメトセルクさんがこんなこと言うってことはさ、みんなが裏切ったり争ったりするところを見せられるってこと? すでにウリエンジェとヤシュトラさんの対立の気配あったしさ……こんなところまで来て、みんながいるからすごい心強く進めてるけど、みんながいなくなったり何かあったりと思うと怖いよ……
・争いは進化を促し、野望を生み……Rewriteの“過酷な淘汰をはじめよう”を思い出してしまった。人類史を俯瞰して見てるような感じだよね、エメトセルクさんは人ひとりの器じゃ観測できない事象まで知りすぎてるんだろうな。人間は万物が見えないことでどれほど救われていることか……。

知性は自らの孤独を浮き彫りにする。絶望と、物理の無情から目をそらせなくする。人間とはなんと幸せなんだ。万物が見えないということで、どれほど救われていることか。

――『Rewrite』より


○神と人と祈りと

・サンクレッド、まさかヤ・シュトラさんのためにリスを用意して……いやヤ・シュトラさんはもっと隠すとこいっぱいあるから!!リス50匹くらい必要だから!!
・エメトセルクさんの話聞いてると、アシエンはけっこう自由な働き方してるんだな。人員不足なんだ……これ後に主人公勧誘されるパターンある?エメトセルクさんはひとりでコツコツ型なのかな。イゲオルムさんがやらかしたのってイシュガルドの件のことか?
・ミトロンとアログリフっていう仲のいいふたりか……アルバートたちが倒したんだな。転生組っていうと、まだ魂はどこかにあるってこと……?
・キタンナ神影洞に来たぞ。遺跡にわくわくのヤ・シュトラさんとウリエンジェさん、俺がしっかりしてなきゃな……と保護者ポジのサンクレッド、古代から残る歴史の跡に感慨を覚えるミンフィリアちゃん。

・ウリエンジェさんに星空が綺麗かたずねるヤ・シュトラさん……ヤ・シュトラさんの目では星空見えないのか? エーテルが宿ってないから?
・エメトセルクさんの話、情報量が多すぎる……人類共通の夢……集合的無意識的な?
ゾディアークもハイデリンも人が生み出したもの……そう……十二神を祈りによって降ろしたこともあったから不思議じゃないよな……

・え、でもさ、「ミンフィリア」はテンパードってこと?でも生まれ変わるってことは、「ミンフィリア」自体が小さな蛮神みたいなものなのでは……。
・思い出してみれば、暁の中では、というか主人公の身の回りでは一番ミンフィリアさんがハイデリンや星の声への「信仰心」が強かったように思う。
・そもそも光の戦士ってやっぱりテンパードじゃん!クリスタル与えて加護を授けたんだよね?時代ごとにそれが起こってるって聞いたときからちょっと怖……って思ってたけど、じゃあ超える力ってなんなんだ……そもそも超える力持ちが他の蛮神のテンパードにならなかったのは、ハイデリンのテンパードだったからってパターン??
・蛮神のテンパードにされたらやばい……とか言うてたけどさ、信じるものに対して盲目的になったり、それを生きるすべてにおいて最優先にすれば、テンパードにも近い状態になるよね。
・テンパードになると自らの意思が奪われるみたいな話だったよね。私たちは今までどこまで自分の意思で何かを決めてきたのか?ゲーム内の限られた選択肢しか選べないこととかプレイヤーの意思が介在してることとかそういうアレコレも考えてしまうな。(そういうテーマの作品あるよね)
・新生のときの主人公、めっちゃテンパードっぽかったよね……果たしてこの子には自分の意思があるのかと疑問に思ってたもん。新人冒険者がいきなり光の加護がどうとか言われてあれよあれよと英雄になって祭り上げられたら、流されるままでも仕方ないとは思うんだけど。

・十四の世界に分かたれたときにみんな別の存在に生まれ変わったってことは、それぞれ「オリジナル」が存在したってことなのかな。
・アシエンの言う「転生組」っていうのは、鏡像世界で生まれた別の存在として活動してるアシエンのことで、「オリジナル」は元の世界の存在のままでいるアシエンたちってことでいいのかな?
・まあでもさ、どっちがテンパードでどっからテンパードかなんてもうわかんないよね。アシエンもゾディアークのテンパードって言われたらそういう面ありそうだし。
ゾディアークの強大な力をもって世界を平定させようとしたら、それを恐れた人々が対抗手段としてハイデリンを生み出して相争ったっていうのが、元の世界で起こったことだとして。
・争いからすべてが狂ってしまったっていう構造なのか。強大すぎる力を人間の手で恣意的に扱うべきではないっていうのは三闘神クエストあたりで聞いた気がするけど、これはどっちかというとハイデリン側の思想で、でも構造的にわりとどっちもどっちみたいな感じになってるよな。
・エメトセルクさんは太古の争いからアシエンとして種を撒いた争いばかり見てきて、なんか視点が高次元の人みたいになってるよね。盤面を見てため息ついて疲れてるみたいな感じ。やりたいことがあって、なかなか成し遂げられなくて、人間は愚かで争いばかりしていて、失望や絶望するのにも飽きちゃったって感じ。山奥の世捨て人感。でも諦められない執念や熱意のようなものも感じる。仕事熱心だって言ってたな、エリディブスさんが。
・最近ハイデリンが弱ってるのはアシエンががんばってるから?でも蛮神が弱ってるってことは、テンパードの祈りが足りないってことなのでは……?ハイデリンがどうこうとか言わなくなってどれくらい経った?暁のみんなもさ、今やハイデリンとかではなくもっと別のものを見てここにいるよね。それぞれ出会った人や街や思い出や、自分の信念や……
アルバートは自分の手で愛した世界を守ろうとしたのに壊してしまい、エメトセルクさんは壊れた世界を戻したいと悠久の時を生き続け、主人公は何をする……

・ルナルさんが「祈りはちゃんと届いてた」って……ミンフィリアちゃんの願い、叶ったよ、届いたよ……
・小さな言葉とか祈りとか今生きてるこの一日とか、そういうものをなくさないための旅なんだと思ってる。ただそれだけ、それぞれの小さくて替えのきかない無数の大切なものを守りたいだけ……
・今まで見てきたものとか言われてきたこととかぜーんぶなんだったの?ってなるやつ好きなんだけどさ、謎の不安感がすごい。認識や記憶や意思の確かさが揺らぐ。好きだけど、あ~厭だ厭だってなっちゃうな。エメトセルクさんみたいに。


クリスタリウムの音楽返して……

・ガイウスさんとエスティニアンさん、雪の中で話してて映画のシーンみたいだ。
・ゼノスさんアラミゴの闘士の体に入ってたよね?いつの間に帝国の百人隊長になったの?どういうこと?体乗り換えたの?
・起きたら不穏な空気に包まれてた。クエスト画面めっちゃ怖い。急になんなんだよ……大罪喰いツアーもそろそろ飽きたよね?ここらでちょっと違う展開いっとく?みたいなさあ~~

アルバート……そうか……助けられないか……つらすぎる……力とは……無力とは……
・主人公がここでも窮地を救った英雄みたいになってるの複雑すぎるな。アルバートの目にはどんな風に映ったんだろう。
・罪喰いになった仲間をその場で倒さなきゃいけないのつらすぎる……なにそれ……
・襲われた人、旅立ちの宿に行ってしまうの?それともレイクランドの人なら、ここでも看取ってくれるところ作ってくれるかな。
・こっちのほうが光が溢れる地じゃなくなってるからまだ時間の猶予はあるはず……その前になんとかできないのかな……すべてを……

クリスタリウムの音楽が……悲しいままなんですけど……あの……私の好きなクリスタリウムの曲を……夜の曲がとくに好きで……いつも歌が入るところで泣いてしまって……返して~~!!!!
・エメトセルクさんが来てもスルー水晶公……おもろいな……

・ミンフィリアちゃん……サンクレッドの足枷になりたくない、彼を悲しませたくないっていう気持ちが一番強いなかで、みんなの役に立つにはどうしたらって思ったんだよね……「ミンフィリア」の本来の力を取り戻す……それが今彼女が懸命に考えた最善……
・でもサンクレッドはどうすればいいのか悩んでたからここまで何も言えなかったんだよね。その間にミンフィリアちゃんは、自分の存在意義に向き合って、サンクレッドの「本物のミンフィリア」を戻したい願いを叶える決心をしてしまった……どうなるんだよこれ……
・地味に「愛情か……」って言うエメトセルクさん面白かった。関係性オタクみたいなこと言うな(?)
・エメトセルクさんに話しかけたらひょっこりいろいろ言ってた。強制的な同調をテンパード状態と呼ぶのか。ゾディアーク≒闇に寄ると活性と激化の力に引っ張られる……じゃあハイデリン≒光によると停滞と鎮静の力に寄るってことなのか……?



ウオ~~~~情報量が多い~~~~メインクエスト74~76ちょっとくらいなのに情報量が多すぎる~~~~
とりあえず落ち着いてメインを進めるまでにいったんまとめてみた。間があいて復習しておきたかったのもあったので。
ちゃんとね……ちゃんと受け止めたいな。この物語を……こうして悩んで考えることにきっと意味があるって信じたい……。
漆黒、書くことが多すぎて感想がムダに長くなっちゃう。クリアまであと何記事書くことになるんだ……。



○ドマ町人地復興

先日、ドマの町人地復興が終わりました。復興したドマ町人地の姿や、ドマの人々を見て、よかったなと思うと同時に、いろんな気持ちが込み上げてきた。

町人地復興を初めてやったときは、なんとなく複雑な気持ちだった。手放しで復興を手伝いたい、またドマを蘇らせたい、って気持ちになれなくて。こうしてみんなが生きようとしているドマは、ヨツユさんが憎んだ世界のすべての続きであって……。

コザクラさんの「ここにいない人たちの笑顔を思い出して」って言葉で、いない人としてどうしても思い出されるのはヨツユさんのことで……彼女のせいで失われた多数のドマの民の生があって、だからこそ変わっていくドマをここで見てほしかったような気持ちもあって、でも彼女はきっとこの提灯の光を見てつまらなさそうな顔で煙をくゆらせるんだろうなって思って。

それが生き残った側のエゴであっても、彼女には見ていてほしいって思ってしまった。せめて彼女に恥じない生き方をすることでしか、何も届けることはできないかもしれないけど。この復興がその一欠片にでもなっただろうかと思った。

ゴウセツは、こんな気持ちで今もどこかで祈ってるかな。彼の不在は彼女の不在でもあるので、ゴウセツにもここにいてほしかったけど、彼もまたここではないどこかにいるのが、彼女が選んだ世界の続きってことなのかもしれない。