Saint Bleu

Don't you ask yourself, ”Can this be?”

こんなに傷つき生きたFF14を最後には好きになりたい #26

黄金のレガシーが6月末とか言われて、だいぶクリアが難しくなってきた気がしますね。
とりあえず最低限6.0クリアまでは行きたいんだが……いけるか……!?
今回はメイン84~85と、ロールクエストの感想です。

 

soraclair.hatenablog.com

 


○庭の文明

・あのミンフィリアに似てるお犬さまはハイデリンの使い魔だったのか……光の巫女とデザインが似てるのもそういうこと? ヒカセンは生き物になつかれやすいからな……
・ダラガブがメネフィナの番犬って呼ばれてた? それはものの例えで?
・レポリットだ!やっと会えた~うさちゃん~

・このうさちゃん、労働楽しいクポ!働くっぺ!と同じ匂いがする……
・レポちゃんから見たらみんな子どもに見えるのか。現代人はめちゃ体小さいもんな。アーモロートのこと思い出す。
・ヴェーネスって、ハイデリンを作った一派の代表者だよね? エリディブスみたいに核になって、ハイデリンの意志の中核を担ってるってこと? あの何回かヒカセンに接触してきた美人でデッカいハイデリンも、ヴェーネスさんの姿なのかな?
・協力者の情報、めっちゃ古くない? わざわざ伝えられなかったから、唯一レポちゃんがこの目で観測したことのある古代人のサイズがヒトってもんだと思ってたってことか……。
・いろんな食料が蓄えてある!これで飢えも心配ない!……って全部ニンジンやないかーい! シャーレアンでは需要ありそうなの笑った。賢人パン毎日食べられるヒトなら毎日ニンジンでもいけるだろうし、月移住適性あるね……。
・災害避難に際してぜいたく言える状況じゃないんだろうけど、食べられるものが限られるだけで人ってだいぶ体調変わるよね……。人間、賢人パンだけ毎日食べて生きていける人ばっかりじゃないんだよな。

・服ダサ!!!!!! でも駆け出しの冒険者のころはこういうヘンな色の服をたくさん着なくちゃいけなかったよな……いつの間にかゼイタクになったもんだぜ……。
・古代人は同じ服を着るのが大人のたしなみだって、アーモロートで言ってたな。周りと違う服を着るのは、魔法で生み出したものを独占して見せつける行いだからってさ。
・生存できればそれでいいと考えられないヒト……死すべき理由を、生きるに足る理由を探してしまうヒト……
・またウリエンジェは、蒼天や漆黒のときみたいにひとりでなにかを背負わされて……ウリエンジェの人としての信用度が高いってことでもあるけど……
・新生ではムーンブリダさんを見送り、蒼天ではミンフィリアを別世界に送り、漆黒では一人水晶公の秘密を抱えて……。ウリエンジェがそういうものを背負わされる運命っていうよりは、信頼できる人だからだよ……。
・6000年かけて航行機能がつけられ、4000年かけてヒトを乗せる環境が整えられ、その時期に赤い衛星が打ち上げられてきた……アラグのダラガブか? 月ができてから1万年後くらいがちょうど第三星暦あたりってことか。
・2000年前に月の基礎が完成して、それから数百年後に協力者を見つけ、知識を得た……その協力者がシャーレアンの人たちってことか?

・ウリエンジェ……やっぱり自分がそういう役回りができてしまう人間だから頼られるんだって思ってるよね……
・何が正しいかどうかなんてわからない 自分がそのひとの生きたいを奪ったのではって 自分も同じこと考えてたよ……
・ミンフィリアが星の望みに殉じたのは、それこそヒカセンを逃がすためだったのだし ムーンブリダさんは自分が光の加護封じられてた力を補うために命を捧げたのだし オルシュファンさんもイゼルさんもパパリモも……
・ずっと自分のせいでいろんなものが失われるって、無力だって何度も思って来たけど、こうしてウリエンジェが一人で背負ってるのを見ると、自分一人でそんなこと考えてるのがいかに独りよがりかってことを思い知らされるな。
アリゼーちゃんもいつか言ってた。すべてを自分で解決しようだなんて傲慢というものだって。
・青い星のみんなに会いたい、だから生きていてほしい、なんとしても月に乗せて守りたい……それを愛と言うんじゃないか……(Rewrite……ッ!!)
・名前の意味を教えてくれるウリエンジェ……人に伝わるように言葉で語るのが不得手だったウリエンジェが、自分の語彙を尽くしてレポリットたちに伝えてくれる……
・ピクシーたちと仲良くなれたのも、同じ目線に立ってとことん一緒に考えてくれるところがあるからだよね、ウリエンジェ……。


・久しぶりにガレマルドに戻ってきたな……リアルタイムで3週間ぶりくらいである。
・ユルス君、取り押さえられて無事なのか……治療上手くいくといいな……。
・帝国、放浪者って階級もあるのか。イェーでもガルヴァスでもなく、ゼノス・ヴェトルになるってこと?
・ゼノスくん、ヒカセンにももう遊ばないよって言われたし、もう故郷にも帰れないのか……いま何してんのかな……
・クルルさん、めちゃくちゃエンシェントテレポしまくって塔まで来たのか……体調ほんと大丈夫か……
・終末が押しとどめられてたっていうなら、そもそも天脈が機能不全になった原因を探る線で行くしかないのでは?
・シャーレアンの青空集会……そっか、「大撤収」はもうシャーレアン人にとっては経験済みだから、星からの大撤収って言えば理解早いし受けいれやすいところあるよね。
・やっぱり、お父様はいずれ来たる終末から二人を守ることしか考えてないんだよね……

・アルフィノ君の言葉でボロボロに泣いちゃった それって、紅蓮のリベレーターじゃん……
・この星で生きてる人がいるから、ここでないと嫌だと言う人のために戦うってさ どんな新天地があってもこの星じゃなきゃだめだってさ 紅蓮のリベレーターじゃん…………!!
・故郷を想う人々のなかで故郷のかけがえのなさを知って 自分の故郷を愛する気持ちを知り 互いのひとつきりの故郷をかけて戦って そしてこの星が終わりゆくとしてもここだけが自分の生きる場所なんだって それはさ 紅蓮のリベレーターじゃん!!!!!!エ〜〜〜〜ン
FF14、ほんとうにずっと事あるごとに紅蓮のリベレーターじゃん!って思ってる気がする 紅蓮のリベレーターがなかったらここまで来られなかった 紅蓮のリベレーターの先にいると思うからこそ漆黒も暁月も歩けてる気がする まあ紅蓮のリベレーターのせいでFF14やめそうになったけど……
・何がそんなに私に突き刺さって残ってるんだろうね どうしてそんなに紅蓮のリベレーターを己に打ち込まれた楔みたいに思ってるんだろうね 考えてみてもわからないけど、この旅になくてはならないものだったって強く思ってることは確か

・オイオイオイなんだこのギャルゲーみたいな大量の選択肢は!? どどどうしよ……ヒロインズで迷ったけどここはアリゼーちゃんで……。
・ちゃんと自分のこと大事にするよ……アリゼーちゃんが走っていくのも見てるよ……がんばるよ……
夜会話あとで全員分見ました。窓から飛び降りるエスティニアンおもろかった。

・あれ?アラミガン・クォーターの中継に赤魔のシ・ルン師匠いなかった!?
・イシュガルドにはシドゥルグさんとリエルちゃんが!!
・人から変なオーラが出てるよ……負のエネルギー的な……? もうなんか起こってるよ……

○かくのごとき生を見据えよ

・サベネアが大変なことに……天脈の弱点がラザハンに?
・見よ、獣は解き放たれた……アーモロートの、フィールドの言葉……
・終末で人が獣に転じる……第一世界の終わりと、罪喰いと同じ…… エーテルが乱されるのと同じで、理がほつれてる?
・踊り子のクエストで似たようなの見たな、この黒いオーラ……絶望や負の感情で人がおかしくなって踊り出すやつ……
・ヴァナスパティさ……これホルミンスターじゃん……
・獣になると、エーテルがなくなる? ヤ・シュトラさんの視界に空白が映ってる……ぽっかり穴があいたみたいになってるってこと?
エスティニアン、ヴリトラと一緒に行くのか OPムービーみたいに一緒に戦うのね サンクレッドがすぐにリンクパール渡すの好き
・ラザハンで、フレンドさんに手伝ってもらって探検手帳を埋めたよ。ラハくんと終末観光!

・アヒワーンさんなんか死にそうだな……って思ってたらほんとに死んだんだが……まじか……
・負の感情は連鎖する 人が共感性のある社会的な動物であるがゆえに恐怖や絶望は伝播する……
・ラハくん 息を吸って踏み出して 誰かまっすぐに立っている者が必要だと思ったんだ 水晶公の経験がここで……かっこいいよ……
・ずっとヴァナスパティの音楽流れてる……頭がぐらぐらする……
・ケラシャフさんを襲った2匹の獣の大きさが微妙に違って、妻と子が変化したのかと勝手に思って震えてた。
エスティニアンがここに来てイゼルさんの話を……私は私の神を信じるって言い切ったイゼルさんのこと、折に触れて考えてるよ
・絶望が人を殺すのなら 絶望にとらわれない助け方をしないといけない 単に命を守るだけじゃなくて
・訓えを信じて生き延びる……この地で生きる意味であり、拠り所……

・「神々の最初の訓え」、そのまま全部暗黒騎士で……聞きながら涙がとまらなくて……
絶望のひとつひとつが己を強き剣にする…… 絶望が口を開けている生だからこそそれを見つめよと。
・お母さんと赤ちゃん、生きてた……最後まで絶望しないで、守り抜いたの……
・マトシャが訓えを唱えながら走るところでほんとうにめちゃくちゃに泣いちゃった 似たようなこと、自分にもいつかあった気がするから どうにか気を持つために、自分にとって拠り所となるものを力いっぱい握りしめて、どうかどうかと己を苛む恐怖に耐えつづけたこと……
・絶望に打たれながら生きるの、辛く苦しい戦いだね でもみんなまだ生きているから生きなければならないんだね 私が生きている意味はあるのかとこれから何度も問い続けることになるんだろう 助けた人にはそれを強いてしまったってこと
・だけど生きててよかったって思ってもらえるまで走り続ける役目が私たちなんだよね 助けた人の名前なんて忘れて暮らせるようになるまで
・苦難は当たり前にあるもので、人は苦難に慣れることができる だから人はつらい出来事があっても生きていける……
・忘れることができるという人の特性に悲しくなるとともに感謝したこと、たくさんあるな……人は忘れる生き物だから生きていけるんだなって改めて思わされる……
・めちゃくちゃチャイ・トゥ・ヴヌー飲みたい ちょっと調べてみたらギリシャのお茶なんだね
・絶望にあってこそ、自分の神を信じなきゃという気持ちにさせられる 自分にとって大切なものは何なのか、拠り所はどこにあるのか 紅蓮で言ってた、文化や信仰がその土地の人々にとってかけがえなかったこと、ここに来ても効いてくる
・今の自分の拠り所 ラハくんが夜会話で言ってくれたこと 自分のこれまでの行いに苛まれるときが来るかもしれないけど、荷物を受け持たせてほしいって アリゼーちゃんと約束したこと 自分の身を案じること、走っていく姿を見ていること 全部ちゃんと繰り返してる 自分が無力だからって、自分のせいだってもう思い込んだりしない 大丈夫 大丈夫

写経した

・天脈が薄いところから終末は起こる 絶望は伝播してエーテルを跡形もなく無にする 天脈に巡ってるものがニッダーナさんの言ってたアーカーシャなのかな?天より降りし力…… 届かない領域を祈りで埋める 天脈が薄いところはアーカーシャが巡らなくて負の感情が現象化してしまうのかな あの流星は何が降ってるの? アーカーシャの燃えかす? テキトーに考えるのが楽しい時期であることよ

ヴリトラとラザハンの人々の邂逅。君たちが生きている限りラザハンは続く……わたしが死のうとも君が生きているかぎりいのちは続く……
・パパ、ついにラザハンにもいらしたか……そういえば、ミドちゃんは最後に残った希望って言ってたんだもんな、この星を……その時点で、ほかの星や宇宙の状態はどうだったんだろう?
・アーテリスを逃れて月に乗って、他の星を探しに出たとして、宇宙に人が生きていける星はあるのか……?
・負の感情もアーカーシャの一種ってこと? エルピスの花、真っ黒になって消えちゃった……
・今、古代の話を聞ける人……エリディブス、そういえばクリスタルタワーに封じたんだったな……他のオリジナルの魂が封じられた石は砕いちゃったけど、エリディブスだけそのままなのか……
・第一世界にここで行くのか! アツい! ライナさん……リーンちゃん……フェオちゃん……みんな元気……!?!? 確かめてくるからよ……!

 

ここからはロールクエストの感想です。
キャスター→ヒーラー→メレー→タンク→レンジの順番でやったよ。

○ロールクエス

キャスター(イシュガルド)

イシュガルドから始めたのは、エル・トゥちゃんのお得意様終わらせたばかりだからというだけのなんとなくの理由。

FF14は蒼天でも紅蓮でも「戦後の話」をたくさんやってくれたけど、まだまだやってくれるんだな……と感慨深くなった。
蒼天って、本当に「物語」だったなという感想が強く自分の中にある。人々が信じていた信仰や歴史という物語が、人の手によって作り出された偽りだったというところも含めて。
そうした物語を失った人々は、何を拠り所にすればいいのか? という厳しくも真っ当な話だったな。

よく二次創作的なことをやってると、物語の外に続いていくこれからの世界のことを考える機会が多いけど、世界には本当は「めでたしめでたし」なんかなくって、読者が物語のページを閉じたあとの世界は、誰かの不断の努力でその先も続いているんだなってまた思い知らされた。

蒼天騎士はいつからどこからテンパードになっちゃったんだろう?
でも彼らも暮らしていた場所や家族や好きなものや信じていた物語があって、千年の禍根を断ち切るという目標があったんだよな。歴代の蒼天騎士も、歴史を書き替えた者たちも、今と未来の人を守ろうとする思いはあったのだと思う。
光と闇の真実を過去に置いていこうとしたハイデリンみたいに。


ヒーラー(アラミゴ)

フォルドラさんとアレンヴァルドの組み合わせ好きなので気になってた。二人はメインでもちょくちょく出てきてたから、伏線回収みたいなとこもあったね。

「自責の念を抱くのは決して心弱き者ではない、己より案じるべきものがあっただけ」ってラウバーンさんが言ってくれて、自責の念抱きがちなこれまでを思い出して胸が詰まる。それでも、自分だけが悪いって思うのは独りよがりなことだとはやっぱり思う。でもそう言ってもらえて少しだけ救われたような気持ちもある。

ナナモ様が誰もが同じ「人」だって言ってくれるの本当に好き。ギムリトのときも、イルサバード派遣団決定のときも……。
ラウバーンがナナモ様探すの下手なの笑った。いきなり樽の中とか探そうとするの、ナナモ様をなんだと思ってるんだ……体格差のせいもあって絶対歳よりちっちゃい子だと思ってない??

ナーゴちゃんが「絶望に逃げようとするな!」って言ったところで泣いちゃった。生きててもらわなきゃ理解することも許すことも何もできないって、本当に、そうだよな……。何もわからずにずっと恨んだままでいるのも苦しいことだよね。
リセちゃんはまだガレマルドで頑張ってるのかな。リセちゃんも「わかるために生きててもらわなきゃいけない」って言ってたよね。

アレンヴァルドがフォルドラさんに言われたことを返したのよかった。自分の戦い方を見つけて足掻こうとしてて、素敵だった。負傷したアレンヴァルドを連れ帰ってくれたみたいに、フォルドラさんが自分の力量を把握して判断を下すところ、本当に尊敬する。最後にヒカセンを頼ってくれたのもそういうことだと思ってる。



幕間感想①

こうやって偽神獣の問題に対応してると、新生のミンフィリアさんが言ってたことが、ここに来てより現実味を帯びてくる。蛮神は混乱と絶望のうちに生まれるから絶望の世をそのままにしていたら生まれ続けるって。
絶望がそのまま現象化することで、世にひそむ問題を表面化させてるところもあるのかな……多大な犠牲を払いながら。

死にたくなるくらいの絶望があったって、それだけでは簡単に死なないのが、この命と世界の厳しくも難しいところなのに。
絶望を抱いたものを簡単に死なせてくれるっていうのは、ある意味命を雑に処理してくれるというか……生者厳選みたいなところがあると思う。そんなに死にたいなら死んだほうがいいんじゃない?って天に言われてるみたい。

悲しみがあるからこそってずっと思ってきたのだから 悲しみはお前を弱くはしないのだから 思いきり悲しんでやりきれなくて喉が枯れるくらい飽きるまで泣いて絶望に浸る自由が、ちゃんとすべての人間にはあると思う。
終末は絶望する自由を奪うものなんだなと改めて思う。絶望すら抱く暇もないというのは有事下と共通するものではあるけれど。

 

メレー(リムサ・ロミンサ)

リムサは旅立ちの地なので、故郷に帰ってきたつもりでいざこの地の問題に腹を決めて向き合うぜ……と思ったら……熱血癒しクエストだった!!

メルヴィブ提督のコボルド族との対話がすごく綱渡りの成果って感じで好きだったから、サハギン族のことも見られて嬉しい。
海蛇の舌って提督のお父さんが作った海賊団だったのか。メルヴィブ提督にしてみたらサハギン族との融和は、家族とのしがらみの先にある希望なんだな。もう誰かが引き金を引かなくていいように、一緒に持ってきた命とともに目指す場所。

サハギン族の母も、第一世界のオンド族の母もどっちも手にかけることになっちゃったね。司祭様は意図的に母様追い詰めるようなこと言ったように見えたけど、何か策でもあったのかな? このままだとリヴァイアサン派はやばいぞって発破をかけるつもりだったのかな……?

海雄旅団みんなまた会えるとは~珍味集めは伝説のクエストだね……初見のときはおつかい特になんとも思わなかったけども……今から思えば、いろんな縁あっての今日だよね。
海雄旅団の采配させられて、突然SRPGはじまったかと思った。尋問はブレイフロクスちゃんにしてもらいました。素直に おしゃべり したくな~る!
ブレイフロクスちゃんのファンなので、めちゃかわいい姿いっぱい見られてよかった。かわいい 強い とてとて 最高~!
(ロールクエスト終わったあと、海雄旅団のみんなのとこ巡ったら台詞変わってた~!)

 

幕間感想②

天脈が薄いところから終末の現象は起こるってことから、天脈に巡ってるのがアーカーシャで、アーカーシャが巡ってないところから起きるのかなって思ってたんだけど。

抱いた絶望が深ければ深いほど獣化したときに力が増すってことらしいので、やっぱり絶望もちゃんとアーカーシャの一種だと考えていいのかな。
世界を壊したいとか自分を壊したいとかいう思いがそのまま破滅の姿と力を得る仕組みは、祈りが神を生む仕組みと似てるんだけど、個々人で発動してしまえることに違いがある。

エーテルが無になるっていうのは、絶望のアーカーシャが高まりすぎた結果エーテルを燃料にして燃やし尽くしてるのかな。
天脈が薄いっていうのが、アーカーシャの適切な循環が途切れてしまってるってことだとしたら、天脈はアーカーシャを偏らせない役目とかがあったんだろうか? 過度のエーテルが体に毒になるように、どんな想いも強すぎると身を滅ぼす、みたいな……。

ロールクエストやってると終末現象について考えることがたくさん出てくるので、やっぱり先にやっといてよかったな~。

タンク(グリダニア)

カヌ・エ様掘り下げクエストだった。精霊と病の話だから、白魔道士差分ぽいものもたくさんあったね。

病に侵されると、病そのものよりもそれがもたらす痛みや苦しみのほうがダメージ大きいことがある。これがこの終末現象化においては致命的になるという話……。
エア・スラさんの妻に特効薬効かなかったのは、体質とか不運だったのかな? 自分が精霊から見放されてるせいだと思ったのでは、ってこれもまた自責の念でもあり……。
毒を持って鎖死病に似た症状をもたらす獣になったのは、自分を呪わしい存在だと定義したからなのかな。まだ生きてる人間が妬ましいのもあったかも。

人々の怯えに呼応するように拒絶をする精霊に、人の側から森を愛する心を伝えることで、精霊の力を得ることができた。つまり「自分が心を開いていれば、他の誰かが心の前に壁を作る事なんて、できっこない」ってこと……(テイルズオブリバースのクレア・ベネット……)

しかし精霊信仰で人々の心をまとめたことで力を得たっていう理解はできるんだけど、結局のところ精霊ってナンナンヤ……という気持ちが……。たまに生まれくる角尊も精霊と人が共に森を守っていく盟約の証だというし、グリダニア、不思議な世界だ……。

カヌ・エ様が精霊に拒絶されてぶっ倒れたとき、精霊から負のエネルギーを受けるとエーテルをめちゃくちゃ消耗するって言ってたけど……これ獣化現象にめちゃくちゃ似てないか?

終末の現象は、絶望のアーカーシャエーテルを燃やし尽くすものなのかなっていうのが今のとこの見解なんだけど、単に個人の絶望単位じゃなくって、天の精霊的な存在と絶望のエネルギーが共鳴しあって、こんなあり得ないさまざまな現象が起こってるのかな〜ってちょっと考えた。サベネアで降ってたあの流星は、天から降ってくる絶望の欠片なのかな……。




レンジ(ドマ)

なんか予感があったので、最後にやろうと決めてた。

紅蓮のリベレーターは戦争に始まり戦争に終わってしまったから、アラミゴもドマもようやく戦争で失ったものに目を向ける時期が来たんだな。
悲しみの渦中にいるうちは悲しみだけで手一杯になるけど、少し時間が過ぎていろんなものが変わっていくのを目にしたとき、自分の失くしたものの大きさを思い知る。戻ってきた日常に、自分のかけがえのないものがもう戻らないことを理解する。

ドマで絶望に陥った人は、自分から大切なものを奪った悪として誰かを恨んだり憎んだりできなかった人だった。自国を虐げた帝国の象徴としてのヨツユは、罪を償わないまま人々の心に楔を植えつけて死んだ。ヒエンは生き延びたヨツユを悪として討てなかった。運良く無事で生き延びた人もいれば、理不尽に帰ってこなかった人もいる。そのことが理解できる人ほど、思い悩んで絶望に至ってしまう。

悲しみを持て余した人がそれぞれの方法でさまよっているのが印象的だった。今回は獣化した人を目の当たりにすることは少なかったけど、キセイの口寄せでなんとか心を保ってる人が多かったんだろうな。イザナミ様の存在をもってヒエンを恨むことができたからというのもあっただろう。

グリダニアでカヌ・エ様を非難してた人たちは結果的に精霊信仰で団結したけど、今回は「誰かを恨むことは絶望に陥らないために有効な手段」っていう話だったのが考えさせられた。自分がつらいのはあいつのせいだと怒って恨むことは、負のエネルギーを自分の外に出して分散するような働きがあるのだと思う。

獣化した人を目の前で見た人が連鎖的に獣化するという危険なパターンがこれまでたくさんあったけど、キセイはイザナミ様の救済を心の支えにしてたから留まれたんだろう。自分の信じる物語があればそれを頼りに生きていけるという一つの例でもある。たとえそれが歪な形でも。
結果的にキセイは口寄せの不確かさを見破られ、一人でヒエンを恨んで、恨みを晴らすために行動に出た。恨みを抱き続けることにも限界があり、一人で持て余した感情は終末現象に関係なく、いつか暴発して身を滅ぼすという証明だった。

誰を恨んでいいのか迷う人々は、失ったものを見送って、人々に失ったものの記憶を語り、継いでいくという希望を抱く。もういなくなった人に会うのは難しいことだけど、まだ生きている人と話をすることはできる……暗黒騎士70でやったところだ……。

ゴウセツにまた会えて嬉しかったよ。修験者めっちゃかっこいい。腰を痛めて寝てたら、誰かに呼ばれた気がして目を覚ましたって……まさか……まさかね。

自分が4.3で大ダメージを負ったの、ヨツユが単に死んでしまったからではなくて、何も罪を償うことなく、誰かに利用された形で、それでも自分の望みを叶えて満たされて死んでしまったからだったんだよな。ゴウセツの存在で、自分の生を故郷への復讐に捧げることに思い切りをつけてしまったから。
今回のロールクエストでそこに少しだけ触れてもらえてよかった。ヨツユは悪しき神だと自分を定義したけれど、絶対の悪になりきれないまま、悪の象徴でなく一人の人として本懐を遂げて死んだことで、逆にドマの人にしっかり呪いをかけていったんだよな。きっちり復讐しきっててすごい。そんな風に、残されていった呪いをどうやって解いていくのかって話でもあったね。



ロールクエストも全部終わったし、あとはメインをがんばってやるだけだ……!
ちょうど折り返し地点くらいなんじゃないか? 物語的にも前半戦が終わった感じがある。
いったいこの星は何を隠してるんだという話をしていくのかな……。
絶望してはいけないって物語が、逆に心を支えてる。折れてはいけないって気持ちにさせられる。
「神々の最初の訓え」唱えながらがんばる。がんばるぞ。