Saint Bleu

Don't you ask yourself, ”Can this be?”

年はゆくもの

約4か月ぶりのブログ更新。

お久しぶりです。

人はどうして年が変わるというだけで何か終わらせようとしたり振り返ろうとしたりするのでしょうか。まあそういうのは朝起きて夜寝て季節が変わったら衣替えをするのと一緒なのかもしれない。

そんなどうでもいいぼやきは置いておいて、今年印象に残った作品(ゲームアニメ映画小説)とともに2016年をぼんやり振り返ろうと思います。

 

ゲーム部門

ドラゴンクエストビルダーズ 

PS4初プレイ作品で、過去最短クリア記録を更新したと思う。ものづくりとドラクエがコラボしたと聞いて軽い気持ちでプレイしたらストーリーが好きすぎてめちゃくちゃハマった。女の子もかわいくてスクショ撮りまくった思い出。ピリンちゃんとエルちゃんほんと好き。今年一番熱中したゲームといえるかもしれない。フリービルドモードはものづくりのセンスがないので手をつけてません(´・ω・`)

soraclair.hatenablog.com

 

私は気づいてしまった……2016年、他にクリアしたゲームがないということに……

 

主なプレイ中のゲームについて一言ずつ

 

アニメ部門

Rewrite 

アニメ化おめでとう!
原作プレイしなおしてみたりアニメ1話ごとに感想記事書いたりといろいろしました。感想記事はリアル事情で9話以降は書けなかった……しかしTwitterにはちょこちょこ感想流してたりしたのでまた近いうちにまとめたいですね。
小鳥ちゃんがとにかく可愛くていとおしくて毎週ぎゃあぎゃあ叫んでた思い出。しかし小鳥ちゃんの本気は後半部分に残されているのでTerra編に期待しかない。
アニメはオリジナルルートと謳って、オカ研が力を合わせて篝ちゃんとも和解したのにどうしようもなかった絶望中の絶望ルートをやってくれて、うわあ……って思いました(褒め言葉)。
1月からのMoon・Terra編楽しみです! 

soraclair.hatenablog.com

 

planetarian 

これを外しては2016年は語れない。
4月1日に発表からの7月から配信版の9月から劇場版、という怒涛のplanetarianイヤーでしたね。エイプリルフールに発表が来たときは、まさか……そんな……と夢がとうとう現実になったのか……いやでもエイプリルフールだから……と困惑と衝撃と感動で動揺しまくりましたが、嘘じゃなくてよかったです。
特典のために映画前売り券を2回買いに行き、明石市立天文科学館のコラボイベントに家から2時間以上かけて行き、9月は劇場版を3回見る、というようにまさにエネルギーとお金を注ぎ込みました。もっといろいろ注ぎ込んだ人もいるにはいるだろうけど、自分としてはこんなに一つのコンテンツに駆けずり回ったのはほとんど初めてでした。
気分が落ち込んだら「ああ……planetarian見たい……」と思いながら劇中のシーンを思い出して心を鎮めていたりしました。精神安定剤本当に今年の生きがいでした。
公開期間・劇場数が少なくてあまり広まってなさげなのが悔しいところでしょうか。今年のアニメ映画は君の名はとか聲の形とかだけじゃないんだよぅぅ!!(切なる叫び)

soraclair.hatenablog.com

 

映画部門

世界から猫が消えたなら

今年は(自分にしては)映画をたくさん観に行きましたが、『planetarian~星の人~』の次に強く影響を受けたのがこれ。6月上旬くらいに観に行きました。余命わずかと宣告された「僕」が死神と出会い、自分の寿命を延ばす代わりに、世界から一つずつ何かを消そう、という話を持ちかけられる……という物語。とても画面づくりが綺麗で、フィルム写真のような印象だった。とてもやさしい物語で、もし世界にあれがなかったら、あの人がいなかったら、自分がいなかったら……ということをしばらくずっと考えていた。
主題歌のHARUHI『ひずみ』も、今年のとても大切な曲となりました。映画の予告で流れていた、“ただ生きてないで 死んでないで 今を渡っていって”というサビに惹かれて観に行って本当によかった。
 

小説部門

○左岸(江國香織 作)

今年はあまり本を読めなかったうえに、ここに書いても需要があるかわからないのだけども、印象に残った作品の一つということで語ります。
『左岸』は、茉莉という女性の半世紀にわたる人生の物語で、上下巻にわたってそんな長い時間をともに過ごすのは膨大なエネルギーが要るものだった。途中あまりの過酷さや怒濤の波乱続きに息切れして頭がくらくらした。それでいて終盤はとても寂しくなってしまったりした。本を読むことでまた一人の人生を知ってしまった。人生ってしんどいね。
最後まで明言されない謎や含みを持たせるようなところもあって、それは茉莉にわからないことは読者にもわからないのだ、というある意味小説の一人視点の法則を貫いていて感服した。
茉莉の幼馴染の男性目線で書かれた『右岸』(辻仁成 作)を来年は読みたいところです。
 
 
 
 

ただ作品について好きに語っただけだった……振り返りとはいったい……。

今年は本当にいろいろあって、いろいろありすぎてあっという間だったパターンだなと思います。リアル・趣味・その他それぞれにたくさんの出来事がありました。その分じっくり作品に触れられなかった気がするので、来年はもっといろんな作品を楽しめたらいいなと思います。リアル事情的には来年は苦難の年になりそう……なので、その糧になるよう好きなものに力を借りたいですね。ブログももうちょっと書くぞーしょうもない記事でも更新していくぞー……
 
なにはともあれ、本年はありがとうございました。さまざまな方のさまざまな世界の2017年が、よい年でありますように。