Saint Bleu

Don't you ask yourself, ”Can this be?”

手配書の格差

※この記事はテイルズオブシンフォニアのプレイメモです。途中までのネタバレを含む上にプレイ中のためさまざまな憶測が含まれます。

 

 

PS2版で途中までやったシンフォニアPS3版でちまちまプレイしてます。最近やっとテセアラまで来たのですが、とたんにめちゃめちゃ書き残しておきたいことがあふれてきたのでどうせなら記事にしておくか~みたいなノリの文のかたまりです。もともとメモアプリに書いていたものを貼り付けただけなので、読みづらかったり要領を得なかったりするのはご容赦くださると嬉しいです。

進度としてはメルトキオに潜入するために地下水路越えたところくらい。リーガルさんぽい人ちらっと出てきた。

 

○世界の仕組み

・シルヴァラントとテセアラで再生の儀式によりマナを反転させあってるって仕組み、限られた資源を奪い合って生きる世界をこんな形で表現するのすごいし、その世界の仕組みを作って高みから見ている存在がいるというのも搾取構造と格差を描くのが上手……。

・天使のみなさんがハーフエルフの進化系で、配下のディザイアンのハーフエルフということで、薄々そんな気はしてたがこれは復讐の物語なのでは?差別されてきた民族が力を得て搾取構造の世界を作り出してなんらかの復讐を果たそうとしている的な……。

・そう考えると奪われてきたひとが作り出した世界って感じだな……この世界。

・テセアラではハーフエルフを野蛮な存在と教え込むくらい差別が根付いてるみたいだけど、シルヴァラントではハーフエルフ=ディザイアンだから野蛮の象徴そのものみたいな感じ? だから実際その通りでもあるというような……。

・衰退世界でディザイアンが活気づくのは、貧困で治安が悪くなることの表現であるとするなら、ディザイアンが被差別民族であること、クルシスやマーテル教会の配下に置かれていることがとても重いな。

・ディザイアン(ハーフエルフ)に虐げられている人間たちを救うために世界再生をしなきゃ!みたいな始まりだったのに、ディザイアンは教会組織の配下で人間牧場は文明の礎で、かつてシルヴァラントからマナを奪ったテセアラではハーフエルフのほうが虐げられていて……うーんお腹が痛い。

・天使がハーフエルフ+エクスフィアということは、人間の命を資源として使う方法を発見した存在が天使だったりするのかな。

・衰退世界でディザイアンが活発になる→人間が虐げられる→エクスフィアが大量に作られる→衰退世界で世界再生が行われる→繁栄世界で虐げられてきたハーフエルフたちがディザイアンとして発展した文明を奪取する→繁栄世界で増えた人間たちを牧場に送り込む→エクスフィアが大量に作られる……これが際限なく繰り返されてるってこと!?

・エクスフィア作ることと、マーテルの器を探すこと、この二つが敵方っぽい人々の主な目的なのか。関係あるのかないのか、違う思惑が絡んでるのか。


格差社会

・テセアラの手配書の絵めっちゃ上手い……豊かでなければ芸術も発展しないってことの現れですか……? テイルズの手配書にあるまじきめちゃくちゃ精巧な絵を見てビックリしてしまったよ。

・導きの小屋のテセアラ曲いいな……ピアノ部分で豊かさと神の恵みを感じて泣けてしまう……繁栄世界を象徴するような曲に思えて余計に。

RPGでは田舎の村から都に出かけていくのはよくあることだけど、辿り着いた都が自分たちの世界から奪った恵みで繁栄している別世界にあるって、格差社会をこんな分かりやすく示されるとしんどいな……

・囚人が教皇に使われてるのとか、そもそも貧民街があるのとか、豊かであっても違った形で格差は存在することをこれでもかと見せられている……こんな社会……世界に果たして何らかの答えは出るのか。

 

○ゼロスくん

・「望まれて生まれた命じゃない」「そんなに死に急ぐなよ」とかゼロスくんの不穏さやばいな……どこかのおっさんにめちゃくちゃ似てて……逆だけど……。

・フウジ山岳で罠にかかったのわざとでは? 君のような人間のこういううっかりムーブには詳しいんだ

・ゼロスくんがふざけてしいなが止めるやりとりに、なんか幼なじみ感がある……パーティーの中でテセアラの知り合い同士ってこともあって、みんなの知らない縁を見せてくる感じ良いな……

 

○その他

・小人になったときのネズミこっわ ホラーゲームみたいな声出た

・OPムービーが好きすぎて何度も見てるんだけど、ロイドくんが抜刀するところから始まって、納刀するところで終わることから、この物語は理不尽と戦って最後に戦いを終わらせるための話なんだと信じたい。

 

(3/25最終編集)

 

 

気まぐれに書いたメモだから#2があるのかはわからない。でも少なくとも改めて感想記事は書きたい。感想記事で全部まとめようとしたら数年後とかになりそうだから思いついた日に上げてみた。今後もちまちま書き残しておけたらいいな。