Saint Bleu

Don't you ask yourself, ”Can this be?”

Rewrite第1話「世界か、自分か」感想・考察

※この記事はTVアニメRewriteの感想記事です。すでに放送されたアニメ本編のネタバレおよび原作ゲームのネタバレを多分に含んでおります。





Rewriteアニメ化おめでとうございます!
さて三か月くらい放置していたこのブログですが、祝Rewriteアニメ化ということで、しばらく感想考察収納庫として使っていこうかと思います。もちろん気が向いたら他の記事も書きます。気が向いたら(重要)
普段ちょっとした感想や考察などはTwitterに投げるのが常なのですが、今回Rewriteという作品はなにぶん考えなければいけないことの多い作品で、しかも原作プレイ済みだと言いたいことがたくさんあって、でもそれをアニメ初見組の方が目にしてしまったら……という懸念を抱いていました。しかし思いついたらすぐにアウトプットしないと忘れてしまうし(アホ)ネタバレ用アカウントとかも持ってないし……ということで、致命的と判断したネタバレをTwitterに投げる際は『ふせったー』というサービスを使って伏せ字投稿しているのですが、それをまとめておく場所としてこのブログを使いたいと思います。あとはもろもろ思ったこと、予想など書けたらいいかなと。正直あとで自分で見返す用です。

ざっくり感想

原作に思い入れがある身としては、もうアニメとして動いてるだけで感無量って感じだったのですが、かなりオリジナル展開多めでしたね。事前にオリジナル構成だという話は聞いていたので、「もう何が来ても大丈夫や!どんとこい!!」みたいな気持ちで視聴していたので終始おおおおおすげえええみたいな感じでした(笑)
作画とかデザインは原作よりもふわっと軽い感じで、好みとしてはもうちょっと重たくてもよかったのでは?という気持ちですが、ふいに見せる真剣な表情や微笑みにどきっとさせられることが多くて、そういうのを引き立たせるという意味ではこうしたライトな絵で良かったのかなあと。
ぎるぱにやクリボイログの登場とか、ちはやと仲良くなるのが早いところから見ると、ちはやルートの要素をまず拾っていっているような印象を受けました。並木道のCGのところ、綺麗だったなあ……。
ゲームでは最初少しオカルトチックな要素を見せながらも普通の学園生活が過ぎていき、だんだん綻びが見え始めてくる、といった構成が印象的だったので、いきなり魔物やら異空間やらが一気に出てきた1話はけっこうびっくりといえばびっくりなのかも。とにかく不思議な現象が起こりうる世界なんだということを描いて、これからの方向性をうまく示した1話だったのではないかと思います。アニメを見てわかること考えられることも増えると思うので楽しみだな〜。

考察・予想

今回のアニメは、『第6のルート』を描く、と言われています。それはおそらく事前情報と1話を見た限り、リボンをまとう少女篝と深く関わっていくルートなのだろうと思われます。原作では、庭の文明における枝世界のなかで、さまざまなヒロインと関わったコタさんが唯一失いつづけたものが篝だった、だからコタさんは篝に対する反作用としてMoon編の世界に現れた、という設定がMoon編にて始めて明かされます。おそらく枝世界と思われるこのアニメの世界で篝と関わるというのが果たしてどういう意味を持つのか、はたまたアニメの世界は枝世界ではないのか、そのあたりが今のところ一番気になってるところですね。
そして、コーヒー飲む篝ちゃんカワイイ……ってのはさておき、篝はコーヒーになにか思い入れがある描写がありました。Moon編で、コタさんが篝にコーヒーを差し入れて仲良くなっていった、という経緯がここに反映されているのでは、と思わせる描写です。ということは、すでにMoon編の世界で篝とコタさんは親交を深めていて、それと同時進行、あるいはその後でアニメ世界のコタさんは篝と関わっている、つまり篝にはMoon編世界にてコタさんと親交をあたためた記憶がある、ということなのでは……これが何を意味するのか、オリジナルの『第6のルート』にますます謎と期待が高まります。
ちなみに、篝がかなり早い段階で視認されてたっていうのも気になるところ。篝は能力あるものしか視認できず、コタさんもある程度アクセルを踏まないと見えなかったはず。いったいどういうことなんだ……(混乱)

アニメ化されてバンザイ!とともにいろいろ謎が深まるRewriteですが、これを機にRewriteという作品を知ってくれる人が増えたらいいなと願ってます。自分としても、うまく言語化できなかったRewriteの世界について理解を深めるきっかけにできたらと思ってます。
こんなグタグタ記事でしたが、読んでくださりありがとうございました。また思いついたことがあれば追記するかもしれません。

イチオシ場面

最後に思いついたように。
  • 小鳥ちゃんの「いいよ」 表情がなんともいえずかわいくて泣ける。
  • デッドエンドナックル吉野君。おーおーおーおよーしーのーお前が出てくるだけで最高さー
果たして吉天は流行っているのだろうか。